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心原性脳塞栓症とは?原因や症状、治療方法は?

   

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脳血管障害は、日本の死因第3位にランクインしています。

一概に脳血管障害といっても、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの様々な要因があります。

さらに、それぞれの疾患の中にも、特徴的な原因や、症状を示すものがあります

その中の一つに「心原性脳塞栓症」があります。

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脳血管障害は、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の総称です。

脳血管障害に関する詳しい記事はこちら
脳卒中とは?脳梗塞と脳出血とは違うの?

一般的には、脳卒中とも呼ばれています。

この中でも、最も発症率が高いのは、「脳梗塞」と言われています。

脳梗塞と一言で済ませてしまうことも多いですが、その原因や症状は幾つかの種類があるのです。

・アテローム血栓性脳梗塞
・ラクナ梗塞
・心原性脳塞栓症

などなど…

 

心原性脳塞栓症は全脳卒中の約2割を占めると言われています。
年間発症者数は約5万人と推定され、
後遺症が重篤で再発率も高く、予後が不良であると言われています。


脳卒中の後遺症に関する記事
はこちら

片麻痺|脳卒中後遺症|痺れの原因は?治る?
くも膜下出血とは?前兆症状はあるの?原因や後遺症は?

そこで今回は、心疾患に続発しやすいとされる、心原性脳塞栓症の原因や症状、治療方法などについて解説します。


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心原性脳塞栓症とは?

心原性脳塞栓症は、主に心疾患を原疾患とし、それに続発して生じることが多いです。

心臓で出来た血栓が脳の血管まで到達し、血管の中で詰まることで脳血流を阻害します。

この状態がいわゆる脳梗塞と呼ばれる疾患です。

また、一度詰まった血栓が再び溶けるなどして、血流が改善すると、脆くなった血管が破れて「出血性梗塞」を引き起こすこともあるので注意が必要です。

脳出血に関する記事はこちら
脳出血の好発部位は?部位ごとによる症状の違いはある?
小脳出血に頻発!失調症状とは!?リハビリ方法は?

心原性脳塞栓症の死亡率は高く約12%程度と言われています。
アテローム血栓性脳梗塞(約6%)、ラクナ梗塞(ほとんど死亡しない)と比べると死亡率の高さは第1位となることから、震源性脳塞栓症がいかに恐いかが分かります。

 

原因は?

先にも説明した通り、心臓で出来た血栓が脳の血管で詰まることで発症します。
つまり、心臓にて何らかの原因から血栓が生じることが心原性脳塞栓症の原因となるのです。

特にリスクが高い、心臓に関する疾患は以下の通りです。

【特にリスクが高い】
・心房細動
・心房粘液腫
・洞不全症候群
・4週間以内の心筋梗塞
・拡張型心筋症
・左心室の無動
・左房、左室血栓
・感染性心内膜炎

【中等度程度のリスク】
・4週間より長く6ヶ月未満の心筋梗塞
・うっ血性心不全
・僧帽弁輪石灰化
・左心室瘤
・心房粗動
・心房細動を伴わない僧帽弁狭窄症
・僧帽弁逸脱症
・心房中隔欠損
・卵円孔開存
・非細菌性心内膜炎
・心房中隔瘤

これらが原因となって心臓内に血栓を引き起こすのです。

 

症状は?

震源性脳塞栓症の症状は突然現れます。

命に危険を及ぼすものから、重篤な後遺症を残すものまで様々です。
これは、血栓が詰まる場所や、治療までの時間などによっても左右されるからです。

そのため、症状も一概に皆に共通するものではありませんが、特に多いものを以下に挙げます。

・上下肢の運動麻痺
・上下肢の感覚障害や痺れ
・ろれつが回らない
・言葉を理解できない
・視野が狭窄したり、視力を失う
・意識障害

などなど…
細かく記載したらきりがないほどに多彩な臨床症状を呈すのです。

脳卒中の後遺症に関する記事はこちら
片麻痺|脳卒中後遺症|痺れの原因は?治る?
脳卒中の後遺症「半側空間無視」とは?リハビリ方法は?

 

治療は?

心原性脳塞栓症の治療は、抗凝固薬の投与による血栓融解が主な治療となります

抗血小板療法は、心原性脳梗塞で併発しやすい脳出血の関係から禁忌となる場合もあるようです。

とにかく急性症状で、広範な範囲に発生しやすいため、その時で最も危険性が高い問題から対処するというのが基本になるようです。

症状が起こった時点で、心臓に何らかの疾患を抱えていると考えられるため、原疾患の発見と予防薬の投与という予防医療が重要になります。

脳卒中の治療に関する記事はこちら
脳梗塞の治療法「t-PA」ってどんな薬剤?その適応は?
脳卒中後遺症にボツリヌス療法|その効果や料金は?

 

まとめ

今回は、心疾患に続発しやすいとされる、心原性脳塞栓症の原因や症状、治療方法などについて解説しました。

心臓と脳の二つの疾患に発展してしまう心原性脳塞栓症は、原疾患が改善しない限り再発も多い疾患です。

脳卒中の再発に関する記事はこちら
脳卒中は再発しやすい?再発率は?予防や対策は?

医師などに処方された薬などは、きちんと用法・用量を守って服薬することが、まずは簡単にできる予防法であると思います。


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