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「ポストポリオ症候群」ってどんな症状?リハビリが必要?

   

ポリオという疾患をご存知ですか!?

正式には、「急性灰白髄炎(きゅうせいはくずいえん)」と言います。

では、「ポストポリオ症候群」とはどのような病態なのでしょうか!?

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まず、ポリオ(急性灰白髄炎)について簡単に解説します。

 

ポリオは、

ポリオウイルスが神経組織へ侵入し感染することで引き起こされる感染症です。

(通常は腸の中で増殖しますが、脊髄などに侵入する可能性がある)

便を介して感染が広まります。

 

通常は、成人よりも乳幼児にかかることがあり、

主として、手や足に運動麻痺が生じます。

現在では予防接種によって野生のポリオは発生を抑えられています。

ただ、海外などでの流行で感染する可能性はあります。

 

このようにポリオは新たな発症を防ぐことに成功しましたが、

この頃にポリオに罹患した人たちの二次障害として、

「ポストポリオ症候群(ポリオ後遅発性筋萎縮症)」があります。

 

決して再発ではなく、二次障害や、後遺症であると結論づけられています。

幼少期の感染で麻痺した手足に分布する神経は、いくつかに側枝を伸ばすことで、

運動の回復を認めます。

 

しかしながら、年齢を重ねることでこれらの神経が萎縮を始めてしまうことで症状が顕在化するのです。

 

では、このようなポストポリオ症候群の症状などにはどのようなものがあるのでしょうか!?

また、改善にはリハビリテーションが有効とされますが、実際にはどのようなことを行うのでしょうか!?


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ポストポリオ症候群の症状とは?

ポストポリオは、

以前ポリオに罹患した人が、50歳代や60歳代になった時に症状が顕在化する疾患です。

では、具体的な症状にはどのようなものがあるのでしょうか!?

 

・筋力低下
・筋萎縮
・筋肉痛
・関節痛

などの筋肉や関節に関する症状が出現します。

このような症状によって、歩行など下肢で支持する動作が困難になります。

 

さらに、腰痛や感覚鈍麻、全身の倦怠感などの症状も出現します。

 

このような症状は、大抵数ヶ月や1年程度進行したのちに、

進行が停止し、多くの人に回復が見られます。

 

ただ、その間に身体機能を維持したり、

日常生活動作能力が低下しないようにリハビリテーションを実施します。

 

 

ポストポリオ症候群のリハビリテーションとは?

ポストポリオのリハビリテーションでは、

一般的にあるようなリハビリのイメージとはやや異なるような内容を実施します。

 

それは、過負荷はさらなる症状の悪化を招いてしまうということがあるからです。

 

衰えた筋の筋力回復は重要ですが、

行い過ぎると、疲労が蓄積し、より強い筋肉痛や関節痛が出現してしまったりするのです。

 

そのため、

筋力訓練は負担の少ない低負荷での運動を反復して行う必要があります。

また、日常生活の中でもオーバーワークを抑制(登山や階段の上り下りは推奨されない)したり、身体に負荷をかける体重の減少の指導や実践なども重要です。

 

さらに、歩容の修正(正しい姿勢に修正)を行なったり、

生じてしまった脚長差などを装具で補正することも重要です。

 

このようにリハビリテーション場面のみならず、

日常生活の改善、いわゆるライフスタイルを再構築していく過程こそがリハビリテーションの重要な役割となります。

 

 

まとめ

今回は、ポストポリオ症候群の症状やリハビリテーションなどについて解説しました。

もともと、幼少期より回復に対する意欲が高く、

いわゆる「頑張り屋」が多いと言われています。

ポストポリオ症候群では、頑張りすぎはオーバーワークを招くことがあるので、

しっかりと生活習慣に向き合い、そしてポリオに対する戦略を少しづつ変えていく必要があるのです。


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