春の天気の特徴は?周期性が特徴?
2016/02/14
各四季ごとに気温に差があるだけでなく、
天気にも様々な差や特徴があるのはご存知でしょうか!?
卒業式や入学式といったイベントが盛りだくさんの「春の天気」にはどんな特徴があるのだろうか!?
四季には、それぞれ天気の特徴が存在します。
【夏】
最も気温が高く、真夏日や熱帯夜、猛暑日などの気象用語が用いられます。
湿度が高いことや、夕立や雷などが日本の夏の特徴です。
→夏日と真夏日!猛暑日と酷暑日!その違いは!?
【秋】
天気が変わりやすいと言われる秋。
秋雨前線の停滞による秋の長雨や、澄み渡った秋晴れが特徴です。
→秋の天気は変わりやすい!その特徴は!?
→秋雨前線とは|時期はいつ頃?
【冬】
冬は日本で最も気温が低い季節です。
西高東低の気圧配置が特徴で、日本海は雪、太平洋側は乾燥に見舞われます。
→冬の天気の特徴は!?
→冬の気象用語|冬日と真冬日、雪とふぶきの違いは?
【春】
春の天気は、秋と同様に変わりやすいと言われています。
気象現象としては、黄砂や春うらら、春一番などの言葉があります。
→春一番とは?春の訪れを告げる春の風物詩!
そこで今回は、周期性が特徴とされる春の天気の特徴や気象用語を解説します。
春の天気の特徴は
春の気圧配置は、ユーラシア大陸から、高気圧と低気圧が交互に日本付近を通過することが多くなります。
そのため、天気は変わりやすく、
特に2日〜3日周期で変動するとされています。
雨が降っても、1日で止んでしまったり、反対に晴れ間が続かないなんて日も多くあります。
また、このように天気の移り変わりの激しさから、様々な種類の雲を見ることができるそうです。
『朧雲(おぼろぐも』なんていうのも春の特徴的な雲ですね!
春の気象用語
春には、春の気象用語があります。
この言葉を聞くと、
「あぁ、春が来たんだなぁ…」
と実感できますよね!?
黄砂現象
黄砂は中国やモンゴルの砂漠から、偏西風に乗って日本にやってくる現象で砂自体のことを指します。
どの季節にも発生することがありますが、特に春だけが極端に多いのです。
花曇り
桜が咲く時期の曇天のことです。
この時期は鳥が帰省することもあり、鳥曇とも言うそうです。
日本海岸に前線の停滞が原因とされています。
春うらら
春のうららかな様子を表現した言葉です。
うららかとは、明るく朗らかで、のどかな様です。
いい言葉ですよね。
春一番
立春から春分の間に吹く、その年に初めて観測される南寄りの強い風のことです。
もともとは、漁師さんたちの間で広まった言葉が気象用語になったそうです。
→春一番とは?春の訪れを告げる春の風物詩!
→最大瞬間風速って何?どうやって計測するの?風の強さの段階は?
まとめ
周期性が特徴とされる春の天気の特徴や気象用語を解説しました。
四季ごとに気象の特徴があることで、様々な景色や、食べ物、生活などの変化を存分い味わうことができ、日本に生まれて本当に幸せだと感じます。
春の天気は変わりやすいため、今日が快晴だからといって明日も晴れるとは限りません。
大切な行事ごとが多いだけに、天気予報などで必ず確認するようにしましょう!