選抜高校野球ってどうすれば出れるの?21世紀枠って何?その選考基準は?
春の風物詩である「選抜高等学校野球大会」、通称「センバツ」だったり、「春の甲子園」と呼ばれる野球大会です。
多くの高校球児が甲子園を目指して都道府県大会を戦います。
最近では、一般選考枠の他に、「21世紀枠」と呼ばれる選考基準も存在します。
「選抜高等学校野球大会」、通称「センバツ」に出場できる学校は、大きく分けて
・一般選考
・明治神宮大会枠
・21世紀枠
の3つの方法があります。
夏の甲子園は、都道府県大会を勝ち抜いた高校が代表として参加しますよね。
しかしながら、春のセンバツでは、このような方法は採用していません。
それでは、どのように出場校は決まるのでしょうか?
そこで今回は、選抜高校野球ってどうすれば出れるのか?
気になる21世紀枠や、各選考基準の特徴についてまとめてみます。
甲子園に関する記事はこちら
→甲子園の雑学|うんちくまとめ
春のセンバツ 出場方法は?
「選抜高等学校野球大会」、通称「センバツ」に出場できる学校は、大きく分けて
・一般選考
・明治神宮大会枠
・21世紀枠
に大別されます。
これらの基準を満たす高校が全部で32校選出され、甲子園で競い合うのです。
※・・・5年に1度の記念大会は、36校となります。
文字通り選考委員会による選抜によって決められるのです。
それでは、選考基準の特徴を見てみましょう。
一般選考
まず、基本となる一般選考ですが、各都道府県における秋季大会の成績や地域性などを考慮して決定されます。
一般選考で選出される高校は全28校、加えて補欠校などが選出されます。
ここでいう地域性とは、学校の数などで公平性を保つ為、以下のような振り分けになっています。
北海道地区 :1校
東北地区 :2校
関東・東京地区:6校
東海地区 :2校
北信越地区 :2校
近畿地区 :6校
中国:四国地区:5校
九州地区 :4校
このようになっています。
明治神宮大会枠
続いて、明治神宮大会枠です。
明治神宮大会枠とは、毎年11に行われる明治神宮野球大会の優勝校が所属する地域に与えられる枠です。
つまり、優勝校が所属している地域の選考枠が1つ増えることになります。
21世紀枠
最後に「21世紀枠」についてです。
近年では、よく耳にするようになったかもしれませんが、その先行基準はイマイチ知られていないようです。
まず、「21世紀枠」とは、
・参加校数が128校を上回る都道府県大会のベスト16、もしくはそれ以外の県でのベスト8以上の学校
・恵まれない環境や、他校や地域に良い影響を与えているなどの理由で認められた高校
・上記の条件、いずれとも決定しがたい場合は、過去の選抜大会並びに全国高校選手権大会に出場経験のない学校とし、それでも決まらない場合、両大会への出場からより遠ざかっている学校
が選考基準となります。
2007年までは、2校でしたが、現在は3校が選出されています。
上記の選考に加えて、実は選抜高校野球決定日において、「21世紀枠水選考によるプレゼンテーション」が実施されるそうです。
人による選考なので、どれだけ皆の心を動かせるか!
それも重要な要素になりそうですね。
まとめ
今回は、選抜高校野球ってどうすれば出れるのか、各選考基準についてまとめてみました。
21世紀枠についてお分りいただけましたでしょうか?
選考基準からもある程度の実力を兼ね備えているのは、間違いないです。
選抜されて出場する各高校には、代表という看板を背負って感動するプレーを見せて欲しいですね。