動脈硬化の予防方法は!?お酢とオメガ3の効果!
2015/08/12
近年、健康診断となると何かと指摘を受けるのが生活習慣病です。
生活習慣病は文字通り、生活習慣が病気の発生や進行に関わっているのです。
その中でもとりわけ重大な状態として「動脈硬化」が挙げられます。
動脈硬化は、脳卒中や心筋梗塞などの重篤な疾患の原因となります。
そんな動脈硬化ですが、今注目されている予防方法の一つに、お酢とオメガ3の摂取があります。お酢はともかく、オメガ3は知らない人も多いかと思います。
そこで今回は、動脈硬化の基礎知識と、お酢やオメガ3の効果について紹介します。
動脈硬化とは?
動脈硬化とは?
動脈硬化は、年齢など様々な要因で血管が硬く(硬化)してしまった状態です。
血管が硬くなって弾力性が失われることで、動脈内には様々な物質が沈着し、血管が狭窄したり、血流が途絶してしまうことがあります。
そのため、脳卒中や心筋梗塞などの重篤な疾患を招く危険因子なのです。
では、なぜ動脈硬化になってしまうのか!?
動脈硬化の原因には、高脂血症や糖尿病、喫煙、高尿酸血症、肥満、ストレス、運動不足などいわゆる「生活習慣病」が主要な要因として挙げられます。
ですから、このような状態にならないためにも、予防を徹底して行っていかなければならないのですね。そこで次に動脈硬化を予防する、主に食事の際に活躍する「お酢」や「オメガ3」の効果についてみていきましょう!
動脈硬化の予防!お酢やオメガ3の効果!
それでは、動脈硬化の予防として注目されているお酢やオメガ3の効果についてみてみましょう。
まずは「お酢」についてです。
【お酢】
酢の成分には「クエン酸」と呼ばれる、ドロドロとなった血液をさらさらにする成分が含まれています。「クエン酸」によって、血液中に停滞する血液の循環を良くすることができるのです。
また、酢には悪玉コレステロールと呼ばれる、動脈硬化を促進する成分を分解する働きを持っています。余分な栄養素が脂肪となるのを防ぎ、肥満の防止にもつながるのです。
次に「オメガ3」についてです。
「オメガ3」についてはその名前も聞き覚えがない人も多いかと思います。
【オメガ3】
オメガ3とは、植物の種の一部や魚に含まれている脂のことで、コレステロール値を下げて、動脈硬化や不整脈の予防につながると言われています。オメガ3は細胞になる脂肪酸の一種で体内で生成されるのが難しい成分なので食事など、外部から摂取するしかないのです。
動脈硬化の予防!お酢やオメガ3、料理での活用方法は!
それではお酢やオメガ3の実際の摂取方法はどんなものがあるのだろうか?
【お酢】
酢は基本的に1日15mL(大さじ1)を飲むか、料理に使うといいと言われています。
ただ1日だけで効果があるわけではないので継続的に長く続けることが必要です。
実際のレシピでは、「酢玉ねぎ」なんていうのが人気のようです。
もちろん手作りも良いが、市販でも販売されており、サラダなどにドレッシング代わりに使用すると良い!
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【オメガ3】
日本人の食事摂取基準2010年版にて成人では1日2g程度とされています。
どのようなものに含まれているかというと、
亜麻仁油(アマニ油)、荏胡麻油(エゴマ油)、インカインチ油の3つだそうです。
さらに、もう少し、手軽に摂取できるものとして「クルミ」が非常に多くのオメガ3を含んでいるとのことで、様々なレシピが紹介されている。
こちらの詳細は書を参考にしていただきたい!
脳と血管が若返る!くるみ健康レシピ / 検見崎聡美 【単行本】 |
まとめ
動脈硬化の基礎知識と、お酢やオメガ3の効果について紹介しました。
何かと病気のリスクファクターとなりうる動脈硬化は病気になる前になんとか予防したいところ。
もちろん運動など継続的にできる人は良いが、中には忙しくて時間がないという人もいるでしょう。
であったら、食事の内容を見直してみましょう。
手軽に、そして安価に実践できる方法があるので是非試してみてはいかがでしょうか。