カブトムシやクワガタを捕まる際のポイントとは!?
2018/12/15
夏休みといえば昆虫採集を思い出しますね。
小学生の頃はよく行ったもので、誰から教わることもなく、
カブトムシやクワガタを捕獲しては飼育していたものです。
今でも、道でカブトムシやクワガタがいると、
ついつい昔を思い出してテンションが上がってしまいます!
最近の小、中学生はゲームやスマホなど、自宅内での遊びが主流となっている気もしますが、
果たして昆虫採集などはするのでしょうか!?
是非ともあの興奮を味わってもらいたいので、
カブトムシとクワガタの効果的な捕まえ方のポイントを紹介します!
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準備をしよう!
カブトムシやクワガタの捕獲は、
当然ですが山へ行くのでそれなりの危険が伴います。
そのため、きちんとした服装や装備が必要です。
ただし、少なくとも肌、それも足などの露出に気をつけて下さい。
蛇やヒルなどの害虫、さらにはトゲを持つ植物なども多く潜んでいるからです。
服装としては、
・長袖長ズボン
・タオル
・靴(サンダルなどはやめる)
加えて、装備も充実させましょう。
・懐中電灯
・虫かご
・虫あみ
・スコップ
・虫除け・かゆみ止めスプレー
・携帯電話・スマホ(連絡&写メ用)
最低限必要なものはこれくらいでしょうか!
ちなみにこれから紹介する方法は、
昼夜を問いません。
ただし、カブトムシ・クワガタは基本的に夜行性なので、
夜や明け方が有効ですが、方法によっては昼の方が良い場合もあります。
樹液の出ている木を探す
カブトムシやクワガタは、樹液の出る木に集まります。
樹液の出る木といっても、種類があって、特に「クヌギ」や「コナラ」といった木から出る樹液です。
いずれの木も幹は凸凹しており、「どんぐり」がなっているのが目印です。
その木にドス黒くシミが出ている部分が樹液です。
樹液を見つける前にも、カナブンや蝶、スズメバチが周辺を飛んでいることが多いので、そちらが目印になることが大半です。
この方法では、夜行性であるカブトムシやクワガタは夜に出現する可能性が高いです。
むろん昼にもいますがね。
ただ、昼のうちに目をつけておき、夕方から夜に採集するのがベターですね。
注意点としては、
・先駆者がいると根こそぎ捕まえられていること
・蜂がいた場合、手が出せないこと(絶対に諦めましょう)
があります。
木を蹴る!
この方法も同様にまずは樹液の出る木を探すことが原則です。
そして、木の幹を思い切り蹴るのです!!
手が届かない位置にいるカブトムシやクワガタが根こそぎ落ちてきます。
この木を蹴る時に重要なポイントがあります。
「足の裏全体で、身体の体重をかけながら、ドスンと振動を与えることです!」
大きく木が揺れなくともこの蹴り方であれば落ちてきます。
ただし、やはり蜂などがいると襲ってくることがあるので要注意です!
また、木の種類として栗の木も有効です。
特に若い栗の木にはノコギリクワガタやミヤマクワガタなどのレアなクワガタが
生息しているので、穴場の栗畑を見つけたら、お宝大放出ですよ!
栗の直撃には要注意です!
木の根元を掘る!
夜行性のカブトムシやクワガタは、明け方や昼になると暑さを避けたくて、木の根元に潜っていることが多いのです!
狙うべき木は今までと同じです。
そのため、スコップなどで掘り起こせば、一挙に大量ゲットも可能です。
この方法は当然朝から昼に有効で、意外に知られていない方法なので、開拓者になれるかも…
この時の注意点は、
・勢いよく掘り過ぎてカブトムシやクワガタを傷つけないようにすること
・掘った土は必ず元に戻さないと木が枯れてしまうので注意すること
の2点です。
その他の捕獲方法!
その他の捕獲方法として、
【自動販売機前】
山の中にある自動販売機は、綺麗な明かりを放つパラダイスみたいなもんです。
そのため、カブトムシやクワガタを含めてたくさん集まってきます。
【トラップを仕掛ける】
材料は、バナナと焼酎、砂糖をよく混ぜて1〜2日ほど、陽に当てて発酵させます。
これをビンなどに移し替えて、ハケで木に塗っておくことで、トラップが完了。
昼に仕掛けて、夜に見に行ってみましょう!
【木の穴の中を探す】
まず、捕獲は困難だと思いますが、オオクワガタは木の穴の中に潜んでいます。
丁寧に中を掘っていくと、ヒラタクワガタやコクワガタなどが見つかります。
まとめ
小、中学生の夏のイベント「昆虫採集」でのカブトムシやクワガタの捕まえ方を紹介しました。
ほぼすべてが実践に基づくものです。
捕まえた時の興奮やドキドキ感は忘れられません!
ただ、山は危険が多いので、必ず親など保護者同伴で出かけるようにしましょう!