冬が旬の果物とは?その栄養価は!?
2016/03/06
冬といえば、こたつに入って「みかん」を食べる。
これって、日本の伝統的な家庭の風景ですよね!
このように冬に食べる果物で思い浮かぶものは「みかん」が多いですかね。
それともその他に冬が旬の果物って思いつきますか!?
冬に旬を迎える代表的な果物は以下のものがあります。
・みかん
・苺
・ぶどう
・りんご
・キウイフルーツ
などが有名なところでしょうか!?
意外とたくさんある事に驚きですね。
そこで今回は、冬が旬の果物について、その時期や栄養価について紹介します。
冬が旬の食べ物はこちら
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みかん
みかんはみかんでも、その種類は多種多様です。
一般に日本で多く流通しているのは、「温州みかん」です。
旬の時期は10月〜12月とされていますが、冬の時期を通して流通しています。
「温州みかん」に含まれる栄養素は、以下のとおりです。
・ビタミンC:免疫力アップ効果があり、風邪予防に効果的
・クエン酸:ダイエットや便秘の解消、疲労回復に効果的
・βクリプトキサンチン:ガン予防効果があることが判明している
苺
意外と知られていませんが、苺の旬は「冬」です。
「春」ではありません。
苺の旬は、12月中旬〜2月末までです。
この時期には外食チェーンがこぞって「苺フェア」を開催します。
また、苺狩りなどの味覚狩りは春先まで楽しむことができます。
「苺」に含まれる栄養素は、以下のとおりです。
・ビタミンC:免疫力アップ効果があり、風邪予防に効果的
・アントシアニン:抗酸化作用により、老化や病気、目の健康維持に効果的
・ペクチン:腸の調子を整え便秘の解消に効果的
・葉酸:造血作用があり、貧血の防止に効果的
ぶどう
ぶどうの品種も多種多様に存在しています。
品種によって若干の差はありますが、ぶどうの旬は、4月〜12月と長期に渡ります。
「ぶどう」に含まれる栄養素は、以下のとおりです。
・アントシアニン:抗酸化作用により、老化や病気、発ガン抑制作用あり
・ブドウ糖:疲労回復や、病中病後の栄養補給に最適
糖質が多いことが特徴で、直接的に脳の栄養源になり、脳の活動を高めたり、集中力を活性化します。
りんご
りんごの旬は、11月〜2月頃です。
香りだけでなく、シャキシャキとした食感や音も含めて楽しむことができますね。
「りんご」に含まれる栄養素は、以下のとおりです。
・クエン酸:整腸作用、殺菌作用
・カリウム:体内の塩分を排出し、高血圧抑制に効果的
・ペクチン:整腸作用、便秘を解消、大腸ガンの予防に効果的
・ポリフェノール:抗酸化作用により、老化や病気、発ガン抑制作用あり
この他にも、肺がんの抑制効果や、血液をさらさらにする効果なども報告されているようです。
キウイフルーツ
キウイフルーツの旬は、11月〜2月頃です。
「キウイフルーツ」に含まれる栄養素は、以下のとおりです。
・ビタミンC:免疫力アップ効果があり、風邪予防に効果的
・ビタミンE:抗酸化作用があり、ビタミンCとの相乗効果でより効果大
・アクチニジン:タンパク質の分解酵素で胸焼け・胃酸過多・便秘解消に効果的
まとめ
冬が旬の果物について、その時期や栄養価について紹介しました。
果物の旬というとなんとなく、夏や秋を思い浮かべることが多いかもしれませんが、冬にもたくさんの果物があるんですね。
また、旬に食べるということは、単純においしいというだけでなく、栄養価もその時が最も多いそうですよ。