ゴーヤの栄養やその効果は?糖尿病の予防に効果的?
一昔前は「ゴーヤ」と言えば、沖縄の食べ物でした。
今では沖縄料理ブームの影響もあり、
一般家庭でもゴーヤを食べることが多くなりましたね。
「ゴーヤ」は、ウリ科の植物で、正式には「ツルレイシ」と言います。
また、「ニガウリ」なんて呼び方もされています。
文字通り、【苦い】のが特徴ですが、なぜ苦いかというと、
「未熟な植物」を野菜として利用しているためなんだそうです。
なお、完熟した場合は、採種用として利用されます。
それだけに好き嫌いがはっきり分けれるのが「ゴーヤ」です。
しかしながら、ゴーヤには様々な栄養が含まれています。
また、【糖尿病】の予防なんかにも効果的なんだそうです。
そこで今回は、ゴーヤの栄養やその効果について解説します。
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ゴーヤに含まれる栄養素は?
ゴーヤは、「夏」に旬を迎える食材です。
非常に栄養価の高い食材とも言われています。
主な成分は、
・ビタミンC,B1,B2
・葉酸
・カルシウム
・カリウム
・鉄
・食物繊維
などが含まれています。
レモンよりも豊富なビタミンCや、セロリの30倍とも言われる食物繊維、牛乳をはるかに凌ぐ量のカルシウムなど、栄養の塊ですね。
なお、ゴーヤは、天日干しさせて「乾燥ゴーヤ」にすることで、生のゴーヤの数倍栄養価が高まるそうです。
ゴーヤの苦み成分は、血糖の正常化に効く?
ゴーヤの苦み成分と言われているのは、
・チャランチン
・モモデルシン
・コロコリン酸
です。
実はこの苦み成分こそが、【糖尿病】予防効果があるそうなんです。
チャランチンやモモデルシンは、グルカゴンの分泌促進を、
コロコリン酸は、インスリンの分泌促進効果があります。
これらは、相反する作用に感じますが、双方が作用することで、血糖の正常化に寄与し、糖尿病の予防効果があるそうです。
また、その他にもゴーヤには、その多くの水分による「夏バテ防止効果」や、豊富なビタミンCによる「美肌効果」、多くの食物繊維を含むため「ダイエット効果」なんかもあるようです。
ゴーヤの食べ過ぎには要注意?
こんないいところだらけのゴーヤですが、
実は「ゴーヤの苦み成分は毒」ということをご存知ですか!?
と言っても、基本的には「胃に良い」と言われています。
・胃の働きを活発にし、胃もたれなどを解消する
・胃粘膜を保護し、プロテクト効果がある
などがあるようなのですが、
食べ過ぎた場合には、胃酸を過剰に分泌し、【胃痛】などを引き起こすようです。
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まとめ
今回は、ゴーヤの栄養やその効果について解説しました。
今や一般家庭でも夏の食べ物と言ったら「ゴーヤチャンプル」が定番となっているお宅もあるのではないでしょうか。
適量の摂取は様々な効果があるので、オススメの食材です。