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「ブラウンセガール症候群」とは?その病態や症状とは?

   

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ヒトの脊椎には、脊髄と呼ばれる神経束が走行しており、

何らかの損傷によって、損傷された脊髄の機能に応じた障害が生じます。

その中でも、特異的な症状を呈するものの一つに、

「ブラウン・セガール症候群」があります。

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脊髄には、運動神経や感覚神経を始め、

様々な機能を有する神経が走行しています。

 

“脊髄損傷”に代表されるように、

脊髄の損傷は、損傷レベル以下の運動や知覚異常を呈します。

 

“脊髄損傷”とはいっても脊髄の損傷レベル以下の機能が全廃する「完全損傷」と、

脊髄の損傷レベル以下の機能が一部障害を受ける「不全損傷」とがあります。

 

不全損傷の場合、損傷を免れた機能は残存しますが、

その残存の仕方に特有のパターンを呈すものが存在します。

 

その一つに「ブラウン・セガール症候群」があります。

今回は、特有の症状を呈す「ブラウン・セガール症候群」について、その病態や生じる症状などを解説します。

脊髄損傷とは?原因や好発年齢は?
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「ブラウン・セガール症候群」とは?

「ブラウン・セガール症候群」は、

1980年にBrown-Sequardによって報告されました。

 

別名:脊髄半側切断症候群とも言います。

 

脊髄半側切断と言うように、

脊髄の横断面を見た時に、ちょうどその半側が障害された状態を言います。

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脊髄は、ほぼ左右対称に左右身体それぞれを支配する神経路が存在し、

その機能に見合った症状が出現します。

 

なお、「ブラウン・セガール症候群」は、外傷による脊髄損傷よりも、

髄外腫瘍椎間板ヘルニアによる初期像などで認められることが多いとされます。

 

 

「ブラウン・セガール症候群」で生じる症状は?

「ブラウン・セガール症候群」で生じる症状は、

損傷側非損傷側に分けられます。

損傷側とは、例えば脊髄の左半側の損傷の場合に、左身体ということになります。

 

<損傷側>

・損傷髄節レベルの支配筋の弛緩性麻痺
・損傷髄節レベル以下の支配筋の痙性麻痺
・損傷髄節レベル以下の触覚、深部知覚麻痺

<非損傷側>

・損傷髄節レベル以下の温痛覚脱失

さらに損傷側、非損傷側に限らず、障害髄節より一髄節程度上位に知覚過敏帯が存在します。

 

 

まとめ

今回は、特有の症状を呈す「ブラウン・セガール症候群」について、その病態や生じる症状などを解説しました。

詳しくは解説しませんでしたが、

脊髄を走行する神経路をきちんと整理することで、その症状を理解することも容易になると思います。

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中心性脊髄(頸髄)損傷とは?その症状やリハビリテーション方法は?


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