お歳暮ギフト
2016/03/06
「お歳暮」とは、日頃お世話になった方に、感謝の気持ちを込めたり、またこれから宜しくお願いします、という気持ちを込めて贈るものです。
最近では、社会生活上でお世話になった人だけでなく、親愛の意味も込めて友人・知人や親族にも贈るお歳暮へと少しづつ変化もしてきました。
※お中元も同様に、ほとんど同じような意味合いで行われています。日頃の感謝と健康を願い、一年の最初か、真ん中で贈り物を送るかの違いと言ってよいでしょう。
お歳暮に関する簡単な知識をまとめてみました。
お歳暮を贈る時期
お歳暮を贈る時期で最適な時期は?
お歳暮という言葉はもともと、年の暮れ、年末(歳暮=さいぼ)という意味を表す言葉。
毎年年の暮れにお世話になった人に贈り物を持参して回るようになったことがその起源とされています。
実際にお歳暮を贈るのは、12月初旬から12月25日くらいまでと言われています。
郵送であればこの間に届くようにするのがマナーです。
お歳暮のマナー① 送り状
もともとは手渡しで行っていた起源があったものの、現在では、デパートやネット通販などで注文して発送するケースがほとんどですね。
正式なマナーとして、直接持参しない場合は、「送り状」を郵送します。品物が届くよりも早く「送り状」が届くようにしましょう。
「送り状」には日頃お世話になっていることへのお礼や、お歳暮を送ったということをはっきりと書きましょう。
お歳暮のマナー② のし紙
お歳暮の贈り物に掛ける「のし紙」は、紅白(赤と金色で印刷されている)の5本(又は7本)のものを用います。
表書きは濃い色の墨を用いて楷書体で書くのが基本となります。
献辞(上書き)は水引中央結目の上に「お歳暮」と書き、名前書きは水引中央結目の下に献辞よりやや小さめにして「full name」を書き入れます。
※なお、喪中の場合であっても、お祝い事の贈り物ではないので、当方又は先方のいずれか(又は双方)が喪中であっても、お歳暮を贈ることは一向に差し支えないとされています。
お歳暮の予算
金額はお中元の2〜3割り増しが目安とされます。
3000円や5000円が主流です。
例)
身内(親・親切):3000円
同格(友人・知人):3000円
職場の上司:5000円
特別にお世話になっている方:5000円から10000円
おな、お中元を送った相手には、お歳暮を贈るのが一般的です。
お中元だけを贈るくらいならば、一年の締めである、「お歳暮」を贈ることが良いでしょう。
お歳暮 「何を贈る」?
基本的には保存がきくものが多いですね。
また、食料品や日常品などの実用品が多い傾向にあります。
また最近では、結婚式のギフトでも主流になった「カタログギフト」を贈る人も増えています。
自分で選べるところが実用的ですよね。
贈りたいもの
マクロミル「お歳暮に関するアンケート」
(2014年9月22日実施/全国20〜69歳の男女1000名)
結果では、以下のようになっています。
1位:お菓子・アイス
2位:加工品(ハム・ソーセージ)
3位:コーヒー・紅茶
4位:老舗の味(惣菜・加工食品)
もらって嬉しかったもの
マクロミル「お歳暮に関するアンケート」
(2014年9月22日実施/全国20〜69歳の男女1000名)
結果では、以下のようになっています。
1位:商品券
2位:お菓子・アイス
3位:加工品(ハム・ソーセージ)
4位:カタログギフト
まとめ
「お歳暮」に関して知識を共有しました。
いかがでしたでしょうか。
皆さんも日頃からお世話になっている人、両親や親戚などに送ってみるのはいかがですか。
今年も直前でバタバタしないように、早めに準備をしていきましょう!