秋の天気は変わりやすい!その特徴は!?
2015/10/30
秋の天気は変わりやすい!?
昔からそんな風に言われていますね。
「女心と秋の空」(秋の空のように女性の心は移り変わること)という言葉もあるほどです。
でも、なんで秋だけ天気が変わりやすいのでしょうか?
季節によって違いがあるものなの?
そんな疑問に対して、今日は秋の天気の特徴について調べてみました。
秋の天気は変わりやすい?
秋の天気は変わりやすい?
まず、この疑問に回答すると、実際に変わりやすいそうです。
ではなぜ秋の天気は変わりやすいのでしょうか!?
【秋の天気の特徴】
各月毎に特徴を見ていきましょう。
ー9月ー
9月に入ると太平洋高気圧(夏に日本にかかる高気圧)が南へ後退し、代わってきたの高気圧が勢力を強めます。
この境に「秋雨前線」があり、雨が続くことがあります。
また、この時期はまだ、台風が接近することもあり、大雨などの心配もあります。
ー10月ー
中旬頃には前線は南下し、移動性の高気圧に覆われることになります。
高気圧なので晴れの天気が続くことになります。この移動性の高気圧は周期的にやってきます。
高気圧が通過した後は基本的に気圧は下がるので雨が降ります。
このような周期が1週間くらいでくるため天気は移り変わりやすくなります。
このように、季節毎に変化があることや、移動性の高気圧の周期性によって、「秋の天気は変わりやすくなる」のです。
その他にも、移動性の高気圧の通過によって、晴れる日は続きますが朝方は冷え込み、霜も降りるようになります。
ただ、この10月中旬以降にだいたい落ち着いてくるので、変わりやすい秋の天気は秋の中でも序盤ということになります。
秋の特徴的な気象現象!
秋の天気は変わりやすいことが分かりました。
ここでは、秋の特徴的な気象現象について解説します。
【秋の気象現象】
●残暑:立秋から秋分までの期間中の暑さを「残暑」と言います。実際には、残暑と言いますが、まだまだ本格的に暑い時期が続きます。
●秋雨:秋の停滞する前線(秋雨前線)によってもたらされる雨のこと。秋雨前線の停滞する間降り続きますが、台風と重なると前線が活発化し、「大雨」を降らすことも…
●秋晴れ:秋雨によって大気中のチリが落ち、その後の高気圧によって澄み切った青空で晴れることを指します。「天高く馬肥ゆる秋」とは、秋の空が青く澄み渡ってよく晴れ、馬は肥えてたくましくなるという意味で使われています。
●濃霧:朝晩の気温差が激しいために生じる濃い霧のこと。濃霧は「もや」や「霧」よりも見える範囲が限られているものに使われる言葉です。
●早い日没:夕方から、思っているよりも早く日没となることです。
●早霜(はやじも):朝の冷え込みによって生じる「霜」で、とりわけ季節的にも早いものを「早霜」と言います。
まとめ
秋の天気の特徴について調べてみました。
秋の天気が変わりやすいのにも、歴とした根拠があったのですね。
女性と同じくらい、秋の天気には気をつけなければなりませんね!
振り回されないようにせねば….
他の季節の天気の特徴は
→冬の天気の特徴は!?
→春の天気の特徴は?周期性が特徴?