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冬の天気の特徴は!?

      2015/10/30

立冬(11月8日)を過ぎたあたりからグッと気温も下がり、いよいよ冬だなぁと実感することがあります。

枯葉など徐々に秋の景色が冬に変わり始めるのもこの時期ですね。

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ご存知の通り、日本には四季があり、それに伴い天気にも特徴があります

例えば、春には「三寒四温」という言葉や「春一番」なんて風の名前があります。
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夏には「梅雨明け」を始まりとして、「真夏日」「猛暑日」なんていう高温・多湿の環境になります。
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秋には、「秋雨前線」「秋の長雨」なんていう言葉もありますね。
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さて、それでは、冬の天気にはどんな特徴があるでしょうか!?
冬の天気には大きく分けて以下の2つの特徴があります。

・西高東低の気圧配置
・北西の季節風

それでは、それぞれの特徴について解説します!

冬の気象用語|冬日と真冬日、雪とふぶきの違いは?

 

西高東低の気圧配置

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冬になると、天気予報では頻繁に「西高東低の気圧配置が…」などという言葉を聞きますよね。

西高東低の気圧配置はもはや、「冬型の気圧配置」とも言われるほど、冬に特有の気圧配置となります。

読んで字のごとくですが、シベリア大陸がある西に高気圧、北海道東方海上などの東に低気圧がある気圧配置のことです。

シベリア大陸では、冬になると夜が長く、地表面が熱を放射する放射冷却が生じ、冷たい空気に満たされます。寒さによって空気は重くなり、地上の空気が濃くなることで高気圧が生じるのです。

反対に東では、シベリア高気圧からの冷たく乾燥した空気と、太平洋高気圧からの暖かく湿った空気が、ぶつかりあうことで低気圧が発達します。

この気圧配置によって、全国的に乾いた北風が吹くのです。

 

北西の季節風

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冬になると、大陸から冷たく乾燥した季節風が吹きます。
季節風は別名「モンスーン」とも言われています。

季節風が日本海を渡る際に、海面から熱や水蒸気を補給し、雪雲を発生させます。
この雪雲は、東北になる南北に走る山脈は越えられませんが、季節風は越えていくのです。

よって、日本海側に雪を降らせ、太平洋側には乾燥した晴天の日が続くのです。

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まとめ

冬の天気の特徴について代表的な2つの現象を解説しました。

西高東低の気圧配置により、乾いた北風が吹く
季節風(モンスーン)により、日本海側は雪、太平洋側は乾燥した晴天

となるわけです。

もっとも冬は寒いのは当たり前です。
冬には冬の良さがあるので、せっかくの冬を楽しみましょう!

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