干支のうんちく|それぞれの干支に込められた意味とは?
干支って正しく言えますか!?
ちなみに2016年の干支は「申(さる)」ですね!
「ねー・うし・とら・うー・たつ・みー…..」
ん…次なんだっけ!?
てな訳で、特に若い人は十二支すら言えないのではないでしょうか!?
干支というのは、年や月、日や方角を表すために古くから中国で使われているもの。
十干(じっかん)と十二支を組み合わせた、60の周期を使って表すものとされています。
難しいことは置いといて、年賀状などで一般的に私たちが使う干支は「十二支」ですね!
十二支とは、お馴染みの動物たちで、
【子(ね)】=ねずみ
【丑(うし)】=うし
【寅(とら)】=とら
【卯(う)】=うさぎ
【辰(たつ)】=たつ
【巳(み)】=へび
【午(うま)】=うま
【未(ひつじ)】=ひつじ
【申(さる)】=さる
【酉(とり)】=とり
【戌(いぬ)】=いぬ
【亥(い)】=いのしし
です。
そこで今回は、干支のうんちくと称して、
「それぞれの干支に込められた意味」について紹介します!
Contents
【子(ね)】
【子(ね)】は、ねずみです。
ねずみは、繁殖力がとても強く、
子孫繁栄や財力などの象徴となるものです。
干支がねずみから始まるのにも理由があり、
「神様が、動物たちに元旦に挨拶に来るように言ったところ、足取りが遅い牛が一足早く出かけたのに便乗して、こっそり背中に飛び乗り、神様への挨拶の直前に飛び降り、一番乗りになった」
なんているずる賢いエピソードがあります。
【丑(うし)】
【丑(うし)】は、牛です。
牛は粘り強さと誠実の象徴とされています。
先のねずみと牛のエピソードであるように、牛は堅実で努力家なのです。
【寅(とら)】
【寅(とら)】は虎です。
虎は、決断力と才知の象徴とされています。
寅年の女性は、気が強いなんて言われています。
【卯(う)】
【卯(う)】は兎です。
兎は、温厚さと従順の象徴とされています。
古来、中国では白兔は、良いことの兆しであると考えられていたため、
「卯年には景気が上がる」
「株価が上昇する」
なんて言い伝えもあります。
【辰(たつ)】
【辰(たつ)】は辰です。
辰は、唯一架空の生き物ですね!
辰は、正義感と信用の象徴とされています。
また、古来より中国では、高貴の象徴ともされており、皇帝のみが使うことを許された文様とされています。
【巳(み)】
【巳(み)】は蛇です。
蛇は、探究心と情熱の象徴とされています。
また、脱皮を繰り返すことから「生と死のシンボル」ともされ、西洋医学のシンボルとも言われています。
【午(うま)】
【午(うま)】は馬です。
馬は、陽気で派手好きであると言われています。
午年の人は明るくて、流行にも敏感で開放的な人であると言われています。
【未(ひつじ)】
【未(ひつじ)】は羊です。
羊は、家族の安泰と平和の象徴とされています。
古くより、人間とは馴染みの深い動物であり、世界各地には羊との関連のある言い伝えがあるとされています。
【申(さる)】
【申(さる)】は猿です。
猿は、利口と好奇心を象徴としています。
人間に似ているので、確かにと納得できますね。
【酉(とり)】
【酉(とり)】は鳥です。
鳥は、積極的な行動と素早さを象徴としています。
鳥は、「神様へ挨拶へ向かう際に、犬猿の仲として知られる犬と猿の喧嘩の仲裁に入ったことから10番目の干支になった」と言われています。
【戌(いぬ)】
【戌(いぬ)】は犬です。
犬は、安全や保護、防御や忠誠、献身を象徴としています。
まさに犬そのものといった特徴的なワードですね。
【亥(い)】
【亥(い)】は猪です。
猪は、無病息災と1日の終わりを象徴しているとされています。
猪が干支の最後になった理由は、
「神様の元へ向かった猪だが、持ち前の猪突猛進で神様を通り過ぎてしまった」とされています。
まとめ
今回は、干支のうんちくと称して、「それぞれの干支に込められた意味」について紹介しました。
毎年、何気なく年賀状のシンボルとして書いている干支ですが、様々な意味が込められているんですね。
自分の干支と自分の性格が当てはまるか確認してみると面白いですよ!
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