トヨタ 新型「プリウスPHV」フルモデルチェンジ!2017年2月発売!
2016/11/27
2015年12月に待望のフルモデルチェンジを果たした4代目「プリウス」ですが、
新型で2代目となる「プリウスPHV」がフルモデルチェンジを経て発売されるそうだ!
発売日は2016年10月26日の予定でありましたが、
延期となり、2017年2月に発売されるようです。
プリウスPHVとは、トヨタ自動車が製造・開発する乗用車です。
プリウスPHVは、コンセントから差し込みプラグを使って、直接バッテリーを充電できるハイブリットカーです。
いわゆる「充電プリウス」と呼ばれるもので、通常のハイブリッドカーに搭載されるニッケル水素電池ではなく、リチウムイオン電池を搭載しています。
現行モデルは、2012年に発売が開始されており、30系プリウスをベースに製作されました。
(2009年12月より、官公庁や自治体をメインに、リース車として販売が開始されています)
ちなみに現行のプリウスPHVは、EVモードで走行した場合、その走行距離は満タン時の際に26.4kmです。
この度、フルモデルチェンジで発売されるプリウスPHVはどのような点が改良されているのでしょうか!?
走行距離の向上などは大きな注目点となるはずです。
そこで今回は、2017年2月発売予定のトヨタ「新型プリウスPHV」フルモデルチェンジの詳細について現在までに分かっている情報をまとめます。
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PHVとは?
プリウスPHVの前に、そもそもPHVって何なのでしょうか!?
PHVとは、Plug-in Hybrid Vehicleの略で、コンセントから差し込みプラグを用いて直接バッテリーを充電できるハイブリッドカーです。
電気で走行するメリットは、エネルギー効率がガソリン車よりも優れており、走行時に二酸化炭素の排出が少ない点にあります。
いわゆる環境に優しいのです。
ただし、現在のPHVの大きなデメリットは、その走行距離にあり、多くの車種では、数十〜200kmに届かないという点で、長距離走行が困難なのです。
それでも最近のPHVは、徐々にその走行距離も延長し、機能も向上中といったところか…
新型プリウスPHVの改良点
2017年2月発売予定の新型プリウスPHVのフルモデルチェンジによる改良点を見ていきましょう。
大きなポイントとしては、以下のものが挙げられます。
・フロントデザインの変更
・EV走行距離の延長
・通常走行の燃費の向上
などの点がありますね。
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フロントデザインの変更
フロントデザインの変更に関しては、もともとハイブリッドモデルと比較して大差なく、特別感や高級感なども感じられないという声が多くあったそうです。
今回の新型では、2015年12月に発売される4代目ハイブリッドとの差別化を図るために、ヘッドライトやフロントバンパーなどが変更されるようです。
もう少し詳細に踏み込むと、TNGA(Toyota New Global Architecture)を採用し、
新開発のプラットフォームに生まれ変わるようです!
EV走行距離の延長
今回のモデルチェンジの目玉はココですかね!
エンジンの熱効率の改善や、トランスミッションの伝達効率向上によって、原稿のリチウムイオンバッテリーの容量を増加させました。
そのことにより、充電満タン時の走行距離は、現行の26.4kmに対して、
60kmの走行が可能になるそうです。
その上昇率は2倍以上となるようです。
通常走行の燃費の向上
また、EV走行時のみならず、通常走行のハイブリッドでのJC08モード燃費は、31.6km/Lから37.0km/Lに改善されるそうです。
さらに、プラグインハイブリッドのJC08モード燃費61km/Lから69.0km/Lへアップするそうだ。
その他
さらに、装備においても充実が図られるらしい。
世界初のガスインジェクション機能付ヒートポンプオートエアコンや、
11.6インチ大型ディスプレイを備えたナビゲーションシステムを採用するようだ!
さらにさらに、プラグインハイブリッド独自の充電システムは、従来の家庭用電源からの充電に加え、充電ステーションでの急速充電にも対応します。
これは、ソーラーパネルで発電した電気を駆動用バッテリーに充電する
世界初のソーラー充電システムとなるそうです。
新型プリウスPHVの価格
気になる価格の設定ですが、
グレード別に設定され、
S 急速充電無し : 320万円
S ナビパッケージ : 330万円
A ナビパッケージ : 380万円
A レザー : 390万円
A プレミアム ナビパッケージ:430万円
となるそうです。
まとめ
今回は、2017年2月発売予定のトヨタ「新型プリウスPHV」フルモデルチェンジの詳細について現在までに分かっている情報をまとめてみました。
もともとPHVは、ハイブリッド車と電気自動車の長所を組み合わせたという位置付けだったが、中途半端であるということで伸び悩んでいました。
そのため、今回のフルモデルチェンジでは、電気による走行距離を大幅に伸ばすということでEV性能を前面に出しています。
日常生活でも1回の走行距離が60kmを超えない人、買い物専用などなどの用途によってはEV車の購入者も増加するかもしれませんね!
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