「献血」って、なぜ毎日血が足りていないの?その理由とは?
皆さんは「献血」を行なったことがあるでしょうか?
ある程度決まった場所で、毎日のように行なっていますよね。
あれって、いつまで経っても“血が足りない”と謳っているのは何故なのでしょうか!?
「献血」とは、
“無償で輸血や血液製剤のために血液を提供すること”
とされています。
献血ルームや、バスなどが代表的な献血場所で、
受付や質問、事前判定、献血、事後の休憩などすべてを含めて、
おおよそ1時間程度かかります。
皆さんの献血を行なっている場所を少なくとも、
一つくらいは知っているのではないでしょうか!?
でも何故か献血って、
毎日誰かしらが提供しているはずなのに、
いつも決まって各血液型ともに不足していますよね!?
あれって何故だか疑問に思いませんか!?
そこで今回は、「献血」で毎日のように血が足りない理由や、
「献血」にまつわるちょっとした雑学を調べてみました。
「献血」で毎日血が足りていない理由は?
「献血」で、毎日血が足りない理由とは、
“血液の有効期間が短い”ためなんです。
輸血用の血液として使用する場合、
その有効期間はおおよそ3週間程度とされています。
医療の進歩が進んでいる昨今でも、血液を代替する人工血液なるものはまだ未開発なんですね。
そのため、「献血」する人がいないとすぐに”血液不足”に陥ってしまうのです。
これが毎日、「献血」が必要な理由なんです。
ちなみに現在は献血人口が減少傾向にあり、
特に若い人の協力が少ないようです。
特に足りていない血液型はあるの?
一般的なイメージでは、
絶対的な数が少ない”AB型”などの血液が足りないのでは…!?
とお思いかもしれませんが、
使用する人の数も少ないため特別不足しているわけではないようです。
もちろん、日によっては、献血者と使用者の人数によっては、
偏りが生じることはあるようです。
「献血」って断られることがあるの?
せっかく「献血」をしようと思っても、
断られることもあるんです。
これは献血する側、輸血される側の安全を確保するための者です。
詳細な献血可能な条件は、割愛させていただきますが、
例えば、
・身長や体重制限
・薬の服用の有無
・24時間以内の予防接種
・低血圧や高血圧
・前回の献血からの期間
・血液濃度
etc…
献血前の問診や検査によって調べてから行うのです。
こちらのサイトに詳しく記載されています↓
献血できる条件とは?会場で断られないための8つのチェック!
まとめ
今回は、「献血」で毎日のように血が足りない理由や、
「献血」にまつわるちょっとした雑学を調べてみました。
毎日足りていない血液の理由は、
“血液の有効期間が短いため”なんですね。
善意の献血ではありますが、これを機に皆さんも献血に行かれてみてはいかがでしょうか!?