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「ESBL産生菌」ってどんな感染症?その症状や感染経路は?

   

“院内感染”という言葉をご存知ですか!?

通常の体力がある人では罹患しないような感染症でも、

病を患っている人には感染してしまう感染症があるんです。

その中の一つに「ESBL産生菌」があります。

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“院内感染”を引き起こす代表的な感染症には、

「MRSA」

「緑膿菌」

などがあります。

 

これらは、通常の体力のある人では罹患することがないのですが、

体力や免疫力が落ちた人たちが多く存在する病院内では、

容易に感染が拡大することがあります。

 

そのような感染症の一つとして、

「ESBL産生菌」があります。

あまり聞き慣れない種類の感染症ですが、近年日本においても問題となりつつあるようです。

 

そこで今回は、「ESBL産生菌」ってどんな感染症なのか?

そして、その症状や感染経路などについて記載します。

「ESBL産生菌」とは?

「ESBL産生菌」は、

正式には、“基質特異性拡張型β-ラクタマーゼ”と言います。

 

とにかくややこしい名前ですが、

薬剤に耐性を持ち、β-ラクタマーゼを産生する菌です。

 

元々は1980年代にヨーロッパで発見されたものですが、

近年では日本でも増加傾向にあるようです。

 

病院などの易感染性宿主が多く集まる場所で感染するため、

院内感染を引き起こす菌の一つです。

 

なお、健常の人においても便などから数%程度検出されるものですが、

あくまで健常な人で免疫力が備わっていれば健康上の問題は生じません。

 

 

「ESBL産生菌」の症状は?

では、院内感染などにおいて、

感染した患者にはどのような症状が出現するのでしょうか!?

 

「ESBL産生菌」に感染すると、

・肺炎
・尿路感染

などを引き起こすことがあります。

 

これらは直接的な死因にはなりませんが、

いずれもそれらを発症することで二次的な症状が、

結果的に死に至らしめることもあるので注意が必要です。

 

 

「ESBL産生菌」の感染経路は?

では、「ESBL産生菌」はどのような経路で感染するのでしょうか?

 

「ESBL産生菌」は、

医療機器や医療従事者の手や指などから直接感染する

“接触感染”によって拡大します。

 

具体的には、

吸痰や陰部洗浄、カテーテルの処置などを行った際などに特に注意が必要です。

 

可能な限り保菌者の隔離が望ましいですが、

何よりも重要なのは、

感染を拡大させないためのマスクやガウン、手袋の装着、

さらには手洗いやアルコール消毒などの清潔です。

 

 

まとめ

今回は「ESBL産生菌」について、その症状や感染経路などについて記載しました。

感染が拡大してしまってから慌てて対処してもどうしようもありません。

日頃から常在している菌なので個人の感染は起こり得るとしても、

それらを拡大させないシステムや対応が院内感染の防止に最も重要となります。

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