新型ノロウイルス2015!潜伏期間や症状は?今までとの違いは?
毎年、秋から冬にかけての時期は、「ノロウイルス」の流行の季節です。
毎年多くの人が感染し、病院や介護施設などでは集団感染なども発生しています。
いつものように、予防や感染対策が必要!
なのは、当たり前なのですが、
なんと今年2015年は、新型のノロウイルスが流行の兆しを見せているようです。
過去にも、ノロウイルスは変異型が生まれたことがあり、
その時もいくらかの流行が発生しました。
しかしながら、小規模の流行の中で徐々に免疫をつけることで、
大流行を免れてきました。
この度の新型ノロウイルス2015はその名を「GⅡ.17」といい、
ほとんどの人が免疫を持っていないそうです。
そのため、適切な対応をしなければ大流行する恐れがあるのは明らかです。
そこで今回は、この新型ノロウイルス2015の潜伏期間や症状などを解説し、今までとの違いについても触れていきたいと思います。
ノロウイルスとは
ノロウイルスは、乳幼児から高齢者まで幅広い年齢で発症する、急性胃腸炎の病原ウイルスです。
日本においては、生牡蠣を食べることで感染しやすいことが知られていますね!
→生牡蠣の旬は|栄養素がたっぷり|冬の味覚
秋から冬にかけては特に感染しやすく、重症化しやすい子供や高齢者は特に注意が必要となります。
→秋から冬に流行する病気|感染症|子供や高齢者は注意
保育園や病院、介護施設などは特に集団感染しやすく、汚物処理の適切な方法などの不備が引き金となることも多いです。
ノロウイルスの潜伏期間・症状は
ノロウイルスの潜伏期間は、おおよそ24時間〜48時間と言われています。
感染してから症状が発症するまでに1日の期間があるため、その間に接触した場合には気づかないうちに感染が広まっている可能性もあるのです。
ノロウイルスの代表的な症状は、嘔吐・下痢・発熱です。
発熱は38℃以上の高熱を伴うことがあります。
高齢者など体力が低下している場合は、脱水を起こしたりと重症化する場合があるので注意が必要です。
新型ノロウイルスとこれまでの違いは!?
これまでのノロウイルスと、
新型ノロウイルス2015「GⅡ.17」の違いはというと、
実は大して違いはないそうです!
よって、これまで解説したノロウイルスの潜伏期間や症状なども新型ノロウイルスにも当てはまります。
ただし、型が違うので、感染しやすいという点はくれぐれも注意してください!
ノロウイルスに関する知識や予防方法はこちらを参照してください!
→ノロウイルスとは|症状や予防法は|牡蠣であたる?
まとめ
新型ノロウイルス2015の潜伏期間や症状などを解説し、今までとの違いについてもまとめてみました。
基本的な知識や予防方法はこれまでのノロウイルスと大差はありません。
どのような感染症にも当てはまることですが、最も簡単に行える予防方法は、手洗いやうがいです!
→正しい「うがい」や「手洗い」の方法は?風邪や感染に注意!
それでも、感染した可能性が疑われる場合や、症状が現れた場合には早めに受診することを心がけましょう!