「お盆玉」とは?そんな風習あった?相場はどれくらい?
「お盆玉」って言葉をご存知ですか!?
なんとなく「いや〜な予感」がしているおじいちゃん、おばあちゃんもいるのではないでしょうか。
そうです!
「お盆玉」は、いわゆる「お年玉」のお盆Verみたいなものです。
「お盆玉」とは、
お盆の時期に帰省してくる孫や親戚の子供達に対して、
おじいちゃんやおばあちゃん、そして親戚の人たちが「お小遣い」を渡すことです。
簡単に言うと、「お年玉」のお盆Verですね。
最近ではこの「お盆玉」が密かなブームだそうで、
郵便局がその火付け役だそうです。
ブームとは言っても、以前からお盆だろうが当たり前のようにお小遣いをもらっていた人も多いと思うので、
「実質的には変わらない…」
と思うかもしれませんが、「お盆玉」を目的に帰省されるのも、少々懐事情が厳しいものですね。
実際のところ、相場はどれくらいが妥当なのでしょうか!?
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お盆玉の起源は?
お盆玉の起源は、遡ること江戸時代…
夏に奉公人に衣類や下駄などを渡す風習が起源となっているそうです。
しかしながら、冒頭に述べたように最近全国的に知られるようになったのは、
「郵便局」が火付け役です。
2014年7月にお盆玉を入れるためのポチ袋6種の販売が開始されたのがきっかけです。
郵便局には、
「手紙や贈りものもそうですが、人と人をつなぐのが役割です。お盆玉袋も、人と人をつなぐきっかけになれば」
といったとても暖かい販売への思いがあるようです。
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お盆玉の相場は?
実際にお盆玉をあげるとなるときになるのは、
その“相場”ですね。
実際にお年玉と同額となってしまうと、
それこそお年玉の風習が薄れてしまいます。
そして、あげる側の懐事情も厳しいものです。
そのため、お年玉よりも少し少ないか同程度が無難と考えられます。
小学生ならば”1,000円〜3,000円”
中学生ならば”3,000円〜5,000円”
高校生ならば”5,000円〜10,000円”前後でしょうか!?
あらかじめ親戚同士で金額を決めておくといざこざがなくて良いかもしれません。
また、必ずしもお年玉のように「お金」だけじゃなく、
物などをプレゼントすることこそが本来の起源を倣うものではないでしょうか。
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まとめ
今回は、「お盆玉」の起源や相場などを解説しました。
本当に最近ブームとなってきた言葉で、知らなかった人も多いのではないでしょうか!?
ん〜大人としては定着して欲しくないのが本音..
といっても孫には喜んでもらいたいし…
なんていう複雑な気持ちの人も多いのではないですかね。