“家系ラーメン”の定義とは?その他のラーメンは?
2017/05/13
星の数ほどあるラーメン屋の中で、
「今日は〇〇系が食べたいかな〜」
ラーメン通の中ではよくある会話です。
その中でも代表的な“家系”ってご存知ですか?
ラーメンといえば、
・醤油ラーメン
・味噌ラーメン
・塩ラーメン
昔はこれに加えて、とんこつラーメンくらいが、
大雑把にいうラーメンの種類ではなかったでしょうか?
しかしながら現在では、
“〇〇系”と言われるラーメンが存在し、
中でも「家系ラーメン」は最もメジャーなラーメンではないでしょうか?
ところで皆さんは「家系ラーメン」ってどんなラーメンか説明できますか?
なんとなく見た目は分かるのですが、言葉で説明するのは難しいですね。
そこで今回は、「家系ラーメン」の定義や、おまけとしてその他の”〇〇系ラーメン”の特徴などを解説します。
「家系ラーメン」とは?
「家系ラーメン」の発祥は、神奈川県の横浜市です。
1974年以降に登場した“豚骨醤油ベース”の太麺を特徴とします。
源流としては、今でも人気の「吉村家」と言われています。
もともと、「〜家」というラーメン屋が多く存在しており、
“や”と発音するのではなく、“いえ”と呼ぶようになり、“家系”になったのだとか。
そのラーメンの特徴として、
・豚骨醤油ベースのスープ
・太いストレート麺
・具材は、白ネギ、チャーシュー、海苔、ほうれん草
があり、
麺の硬さ・スープの濃さ・油の量を客の要望に応じて調整できます。
また、卓上にはニンニクや豆板醤、ゴマ、酢、生姜などの調味料が自由に使えるようになっているところが多く存在します。
中にはライスまで無料にしている店もあるようです。
その他のラーメンの定義は?
二郎系ラーメン
“ラーメン二郎”は、東京都にある三田本店を総本店とした関東を中心に展開するラーメン屋です。
そのラーメンの特徴は、
・醤油豚骨スープ
・極太麺
・厚切りチャーシュー
・大量のもやしやキャベツ
・背脂
・醤油だれ
・刻みニンニク
であり、食べきれないほどの量や、たっぷりのニンニクがやみつきとなり、
非常に中毒性の高いラーメンです。
ここからの暖簾分けした店舗こそ「二郎系ラーメン」と言えるでしょうが、
そうでない場合で、似たようなラーメンを“二郎インスパイア系”と呼んでいます。
まとめ
今回は、「〇〇系ラーメン」の代表的な二つのラーメンの定義などを解説しました。
と言っても、一言で言える定義などなく、特徴を羅列したに過ぎません。
というのも、おそらくそれだけ明確な基準などがないためと思われます。
ただし、どちらも美味しいことに変わりはありません!
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