象(ゾウ)の鼻はなぜ長い?その理由とは?
2017/10/03
ぞぉ〜おさん、ぞぉ〜おさん、お〜鼻が長いのね🎶
誰もが知っている童謡ですね。
さて、象の鼻はなぜ長いのでしょうか!?
「ゾウさんの鼻ってなんで長いの?」
小さな子を持つ親なら誰しもが問われる可能性があります。
象(ゾウ)は誰もがご存知の大型の哺乳類です。
その大きな身体や大きな耳、
そして何より長〜い鼻が特徴の動物です。
動物園では主役級の生き物であり、
ダンボといったキャラクターにも抜擢され小さい子供に特に人気があります。
さて、皆さんは象(ゾウ)の鼻が長い理由を知っていますか!?
今回は象の鼻の長さが長くなった理由について解説します。
象(ゾウ)ってどんな生き物?
象(ゾウ)は、現生に存在する最大の陸生哺乳類です。
長い鼻や、大きな耳が特徴的ですが、
何よりその大きな身体が最大の特徴であります。
日本の動物園などでも目にすることがあるアフリカゾウやアジアゾウは、
種類によって多少大きさが異なりますが、
大人の象で、体長は6m前後、体重は5t(トン)程度にもなります。
その巨体ながら、敵から身を守る際には、
時速40km/hで走行することも可能なんです。
寿命は60歳から70歳と非常に長生きします。
象(ゾウ)の鼻はなんで長いの?
さて、本題ですが、象の鼻はなぜ長いのでしょうか!?
象に限ったことではないのですが、
動物は進化の過程(何億年も前から)で、より生存に有利な形に姿を変えて生き延びているのです。
結果的に今の形、象で言えば鼻が長くなったのです。
その過程の中では、
象という大型の生物は、大きな胴体とともに、長い脚を持ちます。
その大きな身体を養うためには大量の栄養を補給しなければならないのですが、
象の顔は重く、口を地面に伸ばすには非常にエネルギーを使うのです。
そこで、地面のものが操作でき、楽に口に物を運べるように鼻が伸びたのです。
また、顔の重さという不利に対して首を短くするという理にかなった進化を遂げたのです。
(実際に確認できる人はいないので仮説です。ただし、昔の化石などを調べることで進化の過程などを追うことはできるそうです。)
まとめ
今回は象の鼻が長い理由について記載しました。
進化というのは、生存に有利なように姿形を変えることで、結果的に今の姿に至るわけです。
つまり、今の形になったのには何らかの理由があるのです。
そのようなことを推測して仮説を立てることも、子供の想像力を養う方法にもなるんじゃないでしょうか!?
動物に関するウンチクはこちら
→パンダの白黒模様はなぜあるの?その驚きの理由とは?