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小田原で人気「アブラボウズ(オシツケ)」とは?食べると下痢するって本当?

   

“白身魚のトロ”

の異名を持つ深海魚「アブラボウズ」をご存知でしょうか!?

地名度は低いものの、

非常に美味な高級魚なんです!

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 「アブラボウズ」とは、

カサゴ目ギンダラ科に属する深海魚です。

 

伊豆大島近海に生息する深海魚で、

捕獲量自体が少なく高級魚に位置付けられます。

 

神奈川県小田原市では、

昔から漁獲があり、

“小田原のソウルフード”として普通の魚屋にも売られることがあるほど、

人気の魚なんです。

 

ちなみに小田原では、

「オシツケ」「オッツケ」などという名前で存在しています。

(アブラボウズという名で探して店を回っても見つからないことも…)

 

そもそもなんでこんな変わった名前かというと、

その名の通り、

非常に脂質を多く含んだ魚で、

“白身魚のトロ”の異名を持つほどに、トロけるような舌触りなんです。

 

今回は、小田原で人気の「アブラボウズ」について解説します。

Contents

「アブラボウズ」の生息地は?

「アブラボウズ」は、

北太平洋にや中部のカリフォルニアに生息する深海魚で、

日本では伊豆大島で獲れます。

また、昔から小田原港でも水揚げされています。

 

 

「アブラボウズ」はどこで食べられるの?

「アブラボウズ」は、

漁獲量が少ないゆえに高級魚に位置付けられており、

なかなか普通の魚屋やスーパーでは売っていません。

 

神奈川県では小田原

静岡県では沼津などの魚屋や料理屋で食べることができます。

 

 

「アブラボウズ」はどんな魚?

ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑より

 

さて、その外観なんですが、

この魚何かに似ていませんか?

 

そうです。

深海に住む高級魚で知られるクエに似ていますよね。

事実、西日本においてクエに偽装する事件なども発生したことがあるようです。

 

アブラボウズは、

全長1mの超え、中には体重が100kgを超えるものも存在するようです。

カサゴ目の魚類の中では最大級の大きさです。

 

若い時には体表に白い斑点がありますが、

成熟に伴い、徐々に濃い灰色に変わっていきます。

 

 

「アブラボウズ」を食べると下痢をする?

アブラボウズの名前の由来は、その名の通り、

非常に脂質を多く含んだ魚であるからです。

 

実に身体の40%が脂肪分であるとされています。

 

そのため、食べるとトロのようなトロける味わいである一方で、

脂肪(グリセリド)の分解酵素が乏しい体質の人が食べると、

脂質を消化できずに下痢をすることもあるそうです。

 

しかも、一部自治体には、

摂取量の目安などの指導も公表されたとのことです。

 

 

「アブラボウズ」の調理方法は?

そんな脂質だらけの「アブラボウズ」ですが、

その調理法にはどんなものがあるのでしょうか!?

 

まずは、【お刺身】です。

もちろん寿司にしても美味で、

脂がずっしりと効き、甘みもあります。

ただし、大量に食べると胃もたれするので注意!

 

次に【煮付け】も最高です。

煮付けの場合は、脂が浮くので少しは軽い感じに。

酒や醤油、砂糖などのシンプルな味付けでも、

素材の旨味でご飯がすすみます。

 

 

まとめ

小田原で人気の「アブラボウズ」について解説しました。

なかなかお目にかかれる機会が少ない魚ですので、

神奈川や静岡に訪問した時には是非とも食べてみたい魚ですね。

もちろん、食べ過ぎに注意なのは当たり前で、そこらへんは自己責任で…

 - 雑学