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冬至(とうじ)とは!なぜカボチャや柚子!?

      2016/03/06

冬至(とうじ)とは、二十四節気と呼ばれる1年を太陽の動きに合わせて24の気に分けたとされる昔の分類の一つです。

その中でも冬至は二十四節気の第22番目で12月22日(21日の場合もある)頃である。

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北半球においては、この日が一年のうちで最も昼の時間(日の出から日没まで)が短いとされています。

※対照的に夏至(げし)は二十四節気の第10番目。
北半球では一年で最も昼の時間が長いとされています。

冬至には昔から様々な言い伝えや文化があります。

例えば、昔から冬至には、「かぼちゃ」「こんにゃく」を食べて
「柚子湯に入る」という習慣があります。

なぜこんな習慣が始まったのでしょう。

冬至(とうじ)について気になる情報をまとめてみました。

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冬至の文化①「かぼちゃ」

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冬至は上述したように、一年で最も太陽が出ている時間が短く、「一陽来復」といい、この日を境に太陽が再び太陽の力が強まることから運気が上昇するとされていました。

さらに「運」が良くなるように「ん」がつく食べ物を食べていたのです。
そう、「ん」がつくものを食べるだけで「運」を呼び込めると考えられていたようです。

だいこん、れんこん、にんじん、きんかん、うどん などなど。

これらは「ん」がつくものとして好んで食べられていました。

じゃあ、かぼちゃはなんなの?とお思いでしょう。

そうです、「ん」はついていませんね。
かぼちゃというのは漢字で書くと「南瓜(なんきん)」と書きます。
「ん」が二つもついているんですね。

さらに、運盛りのひとつであり、陰(北)から陽(南)へ向かうことを意味しているともされています。

実際に、かぼちゃは、体内でビタミンに変化するカロチンが豊富に含まれます。
その中でもビタミンA肌の艶を出し、動脈硬化脳卒中の予防皮膚や粘膜、視力、歯や骨などにも良い効果があるとされています。

「冬至」にかぼちゃを食べるのにはこんな由来があったのですね。

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冬至の文化②「こんにゃく」

「冬至」にこんにゃくを食べる地方もありますよね。

これは「砂おろし」といい、こんにゃくを食べることによって身体の中に溜まった砂を出すという意味が込められています。

もともと昔の人は「こんにゃく」「胃のほうき」「腸の砂おろし」なんて呼んでいたそうです。

大晦日や節分、大掃除の後にもこんにゃくを食べていたそうです。

 

冬至の文化③「柚子湯」

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「冬至」柚子湯に入る由来は、またしても「運」を呼び込むことにあるそうです。

正確には「運」を呼び込む前に身体を清めるという意味だそうです。

柚子は実るまでに長い年月がかかるので、長年の苦労が実るという意味が込められたり、香りの強い柚子を入れることによって邪気を払うなどといった意味があるそうです。

また、「柚子」→「融通」が効く「湯治」→「冬至」、なんていう語呂合わせもあるみたいです。

また、柚子には血行を促進して、冷え性を緩和することや、身体を温めて風邪の予防効果があるようです。

さらに、豊富なクエン酸ビタミンCによる美肌効果もあるそうですよ!

 

まとめ

「冬至」の文化についてまとめてみました。

特別気にもせず、かぼちゃやこんにゃくを食べて柚子湯に浸かったいました。

日本のように四季がある国は、こういった特有の文化の意味を知ることも日々の生活を豊かにし、日本という国の良さをもっと知ることのできる機会になると感じます。

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