雛祭り(ひなまつり)とは?|雛祭りに関するうんちくまとめ!
2016/03/06
3月3日は「雛祭り(ひなまつり)」ですね!
女の子がいるご家庭は、雛人形の準備やお祝いの準備などで忙しいのでは…
ただ、雛祭りっていつ始まったの!?
どんな願いが込められているの!?
などなど、知らないことや疑問に思うこともたくさんあると思います。
そこで今回は、雛祭りのうんちくを交えつつ、雛祭りについてまとめていきたいと思います。
Contents
雛祭り(ひなまつり)とは
雛祭りとは、毎年3月3日にひな人形や、桃の花を飾り、白酒や寿司などの飲食を楽しむ節句祭りとされています。
別名「桃の節句」とも言われています。
ひな祭りの持つ意味は、
「女の子の健やかな成長を祈る」
節句の年中行事です。
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雛祭りに関するうんちく
ここでは、ひな祭りに関する様々なうんちくや疑問を紹介していきたいと思います。
ひな人形はなぜ飾るのでしょうか!?
遡ること平安時代。
御人形(ひいな)遊びと、藁や紙などで作った人型の人形に自分の厄や災いを写して川や海へ流した行事が現在の「ひな祭り」と言われています。
ひな人形が様々な災いから我が子を守ってくれるということです。
ひな人形は誰が買う!?
昔からひな人形は、嫁入り道具の一つとされていました。
そのため、お嫁さんの実家から送られるという習慣があったそうです。
しかし、現在では、代々継承したものではなく、両家で折半しながら購入することが多いです。
親戚や友人などは、わらべ人形や市松人形などを贈るのが一般的とされています。
ひな人形を飾る時期はいつまで!?
ひな人形を飾る時期は、2月4日の立春から、節句の1週間前までには飾る方が良いでしょう。
また、片付ける時期は、できるだけ早めに片付けるのが通常とされています。
ひな人形を早く片付けないと嫁にいけない!?
ひな人形を早めに片付けた方が良いというのにはわけがあります。
それは、「3月5日以降にも、お雛さまを片付けずに出しっぱなしにしておくと、お嫁にいけない」という言い伝えがあるからです。
もちろん、そんなわけはなく、迷信であります。
ただし、早く片付けないと人形や絹製の生地には虫食いだったりカビが生えることがあるため、そのような迷信が出来たそうです。
ひな人形の配置はどうすれば良い!?
ひな人形の配置はどちらに男雛、女雛かってご存知ですか!?
自分から向かって左に男雛、右に女雛を置きます。
ただし、京都では、その反対に配置するとされています。
それは、御所の紫宸殿が南向きに建てられており、天皇から見て日が昇る方角の左が位が高いとされているためです。
桃の花はなんで飾る!?
ひな祭りの別名は「桃の節句」です。
ひな祭りの日には、桃の花を飾り、桃花酒を飲んだりしながらお祝いするのが一般的です。
実は、桃の木というのは邪気を祓い、長寿をもたらすとされています。
さらに、たくさんの実をつけることから子宝に恵まれるようにとの願いも込められています。
まとめ
雛祭りのうんちくを交えつつ、雛祭りについてまとめてみました。
ただ、なんとなく日本の伝統だろうとおもって習慣的に行っていることも、様々な意味があることを知ると面白いですよね。
今年のひな祭りも、様々な思いを込めてお祝いできると良いですね!
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