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妊娠線とは|その原因と効果的な予防方法

      2016/03/06

妊娠線という言葉を聞いたことがあるでしょうか!?

妊娠線っていうからには、「手相?」と思う人もいるかもしれませんが、そうではありません。

妊娠線というのは、妊娠した時に、急激に大きくなるお腹に皮膚の伸びがついていけず、真皮までが裂けてしまった時にできる線です。

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いわゆる肉割れ状態であり、「ストレッチマーク」とも呼ばれるそうです。

実際に、現代の妊婦でも妊娠線ができる割合は、50%〜80%とも言われており、とりわけ26歳以上の妊婦では90%近くにもなるそうです。

妊娠された人の多くの人に生じている妊娠線ですが、実はお腹だけではなくて、太ももや二の腕にも生じることがあるそうです。

また、痛みはないですが、かゆみなどが生じたり、何と言っても美容の面でお悩みになる人は多いのではないでしょうか!?

見た目が目立つだけあって産後最大の悩みといっても過言ではありません。

そこで今回は、妊娠線がなぜできるのか、そしてその予防方法などを紹介します。

出産に関する記事はこちら
様々な出産(分娩)方法の特徴|メリットやデメリットは?

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Contents

妊娠線はなぜできる!?

妊娠線はなぜできるのでしょうか!?

妊娠し、お腹の中で赤ちゃんが成長することで、母親のお腹を中から圧迫するように大きくなっていきます。

当然、お腹の表面にある皮膚が徐々に伸長されていきます。

皮膚には、表面からみて、表皮・真皮・皮下組織と三層に分かれていますが、表皮は伸長性があり、赤ちゃんの成長に伴って柔軟に伸びることができます。

しかし、真皮や皮下組織の一部は非常に伸びにくく、亀裂が生じることで赤紫色の線状の班ができてしまうのです。

sen2出典:ixil.info

さらに、妊娠中というのはホルモンの影響などで、より肌の弾力が低下しているため、妊娠線が出来やすい体質にあると言えるでしょう。

 

妊娠線の出来やすい場所は!?

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冒頭にも書きましたが、妊娠線はお腹だけではないのです。

例えば、下腹部や乳房、太もも、お尻、二の腕など様々な部位に生じることがあります。

妊娠に伴って、一般的に脂肪がつきやすいと言われる場所で、とりわけ皮膚がやわらかい部分や、肉付きが良くなってきた部分にも注意は必要です。

しっかり見ていないと意外と気がつくことができない自分の身体。

鏡などでチェックしつつも家族にもみてもらいましょう。

 

妊娠線はいつごろからできる!?

妊娠線はいつごろからできてくるのでしょうか!?

つわりが終わる頃、食欲も以前のように戻って、急激に体重が増加していきます。

同時にお腹も大きくなってくる妊娠5〜7ヶ月頃が最も出来やすい時期と言われています。

それでも、早い人は妊娠4ヶだったり、遅い場合には臨月の頃に生じてくるなど、人や体型によっても違いはあるようです。

 

妊娠線ができやすい人は!?

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妊娠線ができやすい人は!?

妊娠線ができやすいのは、

・急激に体重が増えてしまった人

・元々体型が太めの人

・小柄でお腹が大きくなった人

・肌の老化が進んでいる人

・アトピー体質の人

・乾燥肌の人

・双子などの多胎児妊娠の人などは注意が必要と言われています。

ほとんどは、妊婦側の要因で生じやすく、お腹の大きさが大きくなる場合や、高齢や元々の体質で皮膚が弱く、弾力を失っている場合に生じやすいのですね。

また、中には多胎児妊娠など胎児の容積に起因したような要因もあるのです。

 

妊娠線を作らない!予防方法は!?

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それでは、妊娠線を作らない!その予防方法はどんなことがあるでしょうか!?

まず、毎日簡単に行える方法として、【肌を保湿する】ことが第一です。

皮膚の乾燥によって、肌にハリや弾力が失われてしまうと皮膚が伸びずに妊娠線はできやすくなってしまうわけです。

できれば専用のクリームやオイルをお腹に塗りこんでマッサージなどをすると良いでしょう。

妊娠ケア専用のクリームやオイルなどは豊富にあり、安価で販売されているものもあります。

その他にも、【ゆっくり体重を増やす】ことが重要と言われています。

なかなか体重のコントロールは難しいですよね。

急激な体重の増加は妊娠線の出来やすさだけではなく、妊娠高血圧や、妊娠糖尿病などのリスクも高まってしまいます。

このあたりは産婦人科でも厳しく管理はされると思いますが、12kg以上の体重増加で妊娠線のリスクが高くなるようなので一つの目安としていきましょう。

 

まとめ

今回は、産後の悩みの一つでもある、「妊娠線」について、その原因や予防方法までを紹介しました。

産前も産後も、いろいろな負担から精神面も不安定となり、正しいケアや対応ができないこともあると思います。

早期から正しい知識を持って「妊娠線」の予防に取り組み、余裕を持って対応できるようにしたいですね!

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