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様々な出産(分娩)方法の特徴|メリットやデメリットは?

      2015/10/02

昨今では、出産(分娩)方法が多様化しており、病院の方針や、その人に合った分娩方法が選択できるようになりました。

しかしながら、実際には初めてのことでどのスタイルが良いかなんて分からないものですよね!?

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分娩とは、「体内の子を体外に出すこと」であり、いわゆる「出産」のことです。

分娩方法としては、大きく分けて二つの方法があります。

・経膣分娩
・帝王切開

経膣分娩は、子宮から産道を通って赤ちゃんが生まれる方法です。

一方、帝王切開は、お腹を切開して赤ちゃんを取り出す方法です。
一般的に何らかの原因やトラブルで経膣分娩で行えない場合に行われ、意図的に選択することはありません。

妊娠中毒症(妊娠高血圧症候群)とは?原因や症状や予防方法は?

そこで今回は、経膣分娩で行われるいくつかのスタイルについて、その特徴やメリットやデメリットを紹介したいと思います。

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出産に立ち会う男性の心得|立ち振る舞いについて
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Contents

様々な出産(分娩)方法の特徴

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経膣分娩において、その方法は多岐に渡り、自分に合うスタイルを選択できる場合も多いでしょう。

しかしながら、妊娠中のトラブルやリスクによっては希望通りにいかないこともあります。

経膣分娩の方法は大きく分けて4つです。

・分娩台で産む
・フリースタイル分娩
・ソフロロジー分娩
・薬物を利用した分娩(無痛)

それぞれ一つづつ解説します。

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分娩台で産む

出産方法の中でも最もポピュラーな方法で、分娩台の上で仰向けで産みます。

助産師さんの指示のもと、陣痛の波に合わせて足を開いて息みます。
陣痛を上手く乗り切ることがポイントになります。

【メリット】
・助産師が出産コントロールをするため、万一のトラブルにも対処が容易
・赤ちゃんを取り上げやすい
・胎盤分出や会陰切開などの対応が速やかに可能

【デメリット】
・赤ちゃんが外に出ようとする重力の方向とややズレる
・股関節が固いと足が開かない

 

フリースタイル分娩

フリースタイルの名の通り、自分の好きな体位で産むことができます。

産む本人の楽な体勢で、助産師さんがサポートする主体的な分娩方法ですね。
例えば、四つ這い・蹲踞・横向きなど様々です。

最も安産と言われるのは、「蹲踞(和式トイレスタイル)」だそうです。

【メリット】
・自分の好きな体勢のため、リラックスできる
・姿勢や腰への負担が少ない

【デメリット】
・緊急時の対応が受けにくい
・お産の過程でトラブルが生じると、結局仰向けでの分娩になる

 

ソフロロジー分娩分娩

ソフロロジーとは、陣痛の痛みを「赤ちゃんを生み出すための大事なエネルギー」と前向きに捉えるフランス生まれの分娩方法です。

いわゆる「イメトレ」が大事で、そこにプラスして「呼吸法」を習得し、リラックス状態で陣痛の痛みをコントロールするのです。

実際には、母親学級などで姿勢や呼吸法を学び、繰り返しイメトレをすることと、自宅でも専用CDを聞き、リラックス状態を体得します。

【メリット】
・余計な体力を使わず、体力を消耗しない
・ストレスフリー

【デメリット】
・扱う産院が限られる
・訓練が面倒だったり、効果が感じられないことも…

 

薬物を利用した分娩(無痛分娩)

麻酔薬の力を借りて、陣痛の痛みを和らげる方法です。
局所だけに行う硬膜外麻酔を行うことが主流となっているので、意識はあり、ちゃんと産声を聞くこともできます。

ただし、無痛分娩でも陣痛が起きなければお産は進みません。

【メリット】
・痛みが少ないので心と体の負担が少ない
・血圧が高い人向き

【デメリット】
・出産日の制限があったり、分娩費用が高額な設定となっている
・麻酔の効き方には個人差がある

 

まとめ

経膣分娩で行われるいくつかの出産(分娩)方法について、その特徴やメリットやデメリットを紹介しました。

紹介した以外にもさらにいくつかの方法もあるそうです。

自分にあった方法がどれかもわからない場合は、幾つかの方法を行っている病院を選んで、話を聞いた上で選択できると良いですね。

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