酸性雨とは!?本当にハゲるの?
2016/04/03
「雨に濡れるとハゲる!」
昔からよく言われてますよね。
その原因は酸性雨と言われていますが、これって本当なんでしょうか?
酸性雨を浴びると本当にハゲるのでしょうか?
一つの都市伝説のようになっていますよね。
確かに酸性雨というのは、人体に有害だそうです。
酸性雨には、
・目
・鼻
・喉
・皮膚
をはじめとして様々な刺激を与えるもののようです。
ってことはやっぱりハゲるのでしょうか?
安心してください!
答えは、酸性雨に濡れてもハゲないそうです。
皮膚をはじめとして人体へ悪影響のある酸性雨ですが、日本では、そのような悪影響をもたらす酸性雨が降らない!
というのが正しい答えだそうです。
そこで今回は、もう少し踏み込んで酸性雨とハゲの関係を調べてみました。
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酸性雨とは?
そもそも酸性雨とはどのようなものなのでしょうか!?
酸性雨とは、pH(水素イオン濃度)が5.6以下の雨のことを言います。
pHってよく中学生の理科の授業で習いましたね。
これは、その液体の酸性度を表す数値で、0〜14の値で示されます。
0〜6:酸性
7:中世
8〜14:アルカリ性
となります。
雨はもともと弱酸性の液体なのですが、通常よりもより酸性が強いものを酸性雨と言います。
酸性雨はなぜ降るの?
酸性雨は、化石燃料などの燃焼によって生じる硫黄生の酸化物や窒素酸化物が大気中に放たれ、硫黄や硝酸と混ざり合うことで生じるそうです。
特に工場などから排出されるガスが原因となって生じるそうです。
実際に2012年の調査では、日本に降る雨の平均値は、pHが5.79程度だったそうです。
一方で、ドイツなど工業が盛んな地域では、強い酸性雨が降るといわれています。
酸性雨でハゲるのか?
分かっていただけたでしょうか!?
日本では、酸性雨と呼ばれるほど酸性の雨が降っていないのですね。
つまり、日本にいる限りはどれだけ雨に濡れてもハゲない!
ということが分かりました。
そもそも、それだけ酸性が強い雨に打たれてしまったらハゲる前に頭皮自体がめくれるように皮膚への悪影響が出るはずです。
ただし、酸性雨かどうかは別として、濡れた髪をそのまま放置すると雑菌などの繁殖によって、異臭や抜け毛の原因にもなりうるそうなので要注意です。
まとめ
今回は、酸性雨とハゲの関係について調べてみました。
その答えは、酸性雨に濡れるとハゲるかもしれませんが、そもそも日本では、酸性雨と呼ばれるほど、酸の強い雨は降らない!
ということが分かりました。
実際にハゲる原因はもっともっと別の要因があるので、そちらを勉強しましょう!