2016年は日本開催(三重県伊勢志摩)に決定したG7/G8サミットって何?
2015年6月5日、安倍晋三首相は、来年開かれる日本開催の主要国首脳会議(サミット)を三重県伊勢・志摩で開催することを発表しました。
2016年のイベントの中ではビッグニュースですが、皆さんはこの主要国首脳会議って一体どんな会議かご存知ですか?
主要国首脳会議とは、別名「G8」または「G7」と呼ばれています。(Group of Eight/Seven)
主要国8(7)か国主要会議やサミットとも呼ばれています。
報道などではG7またはG8と略されたままで言われるので、聞き覚えがあるかと思います。
このG8に属している国は以下の通りです。
・フランス
・アメリカ合衆国
・イギリス
・ドイツ
・日本
・イタリア
・カナダ
・ロシア
です。
ウクライナ情勢を受けたロシアは、G8への参加が停止となり、2014年以降はG7サミットとなっているのです。
では、これらの国は何のために集まって何を会議しているのでしょうか?
G7/G8サミット:主要国首脳会議とは?
2014年以降、ロシアの参加が停止し、
・フランス
・アメリカ合衆国
・イギリス
・ドイツ
・日本
・イタリア
・カナダ
の7か国で開催されているG7サミットですが、
上記の7か国は、政府の長に相当する者、および欧州連合の欧州理事会議長と欧州委員会委員長が年に一回集まり、
国際的な経済や政治的な課題について検討する会議です。
必ずしもこの7か国だけでなく、その他の国の首脳だったり、国際機関の代表なども例外的に参加することもあるようです。
サミットと他の国際会議との違いは?
なぜこのようにサミットと称して特別に開催されているのでしょうか?
サミットでは、国際社会が直面する様々な地球規模の課題について話し合われます。
その形式は、首脳が一つのテーブルを囲みながら、自由な意見交換を通じてコンセンサスを形成し、物事を決定します。
そして、その成果が宣言としてまとめられ、グローバル化が進むと世界各国の相互依存関係が進み、物事が起こりかつ展開する速度が速くなり、その影響するところも国境を越えて大きくなりますが、それらに有効に対処するためには、首脳のリーダーシップが必要となります。
サミットは、首脳のリーダーシップにより、国際社会が迅速に解決することが求められている問題に効果的に対応してきています。
出典:外務省公式HP
G7/8は、国際連合だったり、世界銀行のような機関とは一線を画し、国際横断的な管理部門は持っておりません。
サミットを開催する国が、開催する年の1月〜12月の1年間、サミットの議長国となるそうです。
伊勢・志摩サミットとは
日本は過去に5回議長国を務めており、直近でいうと、2008年の北海道洞爺湖サミットが記憶に新しいですね。
2016年の伊勢・志摩サミットは、
2016年5月26日(木)〜27日(金)に開催が予定されています。
一体どんな内容が話し合われるのでしょうか?
近づけば近づくほど、明らかになってきそうですね。
伊勢・志摩の魅力を伝えつつ、是非有意義なサミットにしていただきたいですね!
まとめ
2016年日本開催(三重県伊勢志摩)に決定したG7/G8サミットって、一体どんな会議なのかを解説しました。
サミット自体、批判的な意見も存在するそうで、テロ対策などの警備面、宿泊先の確保なども容易ではないそうです。
伊勢・志摩の良さを伝えながら、是非とも無事にサミットが成功してくれることを祈ります。