フクジュソウ(福寿草)とは?花言葉は?藤原岳で楽しめる!?
2016/02/14
フクジュソウ(福寿草)は、2月〜4月に開花する多年草です。
花の百名山の一つである藤原岳では、3月の終わり頃が見所となります。
「フクジュソウ(福寿草)」は、キンポウゲ科の多年草です。
※多年草:複数年にわたり生存する植物
毒草でありながら、黄色く可愛らしい花を咲かせます。
自然環境下では、2月〜4月に開花を迎えるようです。
フクジュソウで特に有名なのは、三重県にある花の百名山「藤原岳」です。
ここでは、2月の終わり頃から雪の間から顔を出し、4月末ごろまで開花を楽しむことができます。
今回は、そんなフクジュソウについて、花言葉や、藤原岳での見頃や楽しみ方について記載します。
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フクジュソウ(福寿草)とは?
フクジュソウ(福寿草)は、キンポウゲ科フクジュソウ属の花です。
別名「元日草(ガンジツソウ)」「朔日草(ツイタチソウ)」などと呼ばれており、1月1日の誕生花なんですね。
春を告げる花の代表として知られています。
日本では、北海道から九州にかけての山林に生息しています。
開花時期は、2月〜4月ごろで黄色やオレンジ色のパラボナアンテナのようなお椀型の花を咲かせます。
日光を花の中心部に集め、空気を温めることで、受粉をしてくれる虫を誘ったり、虫の動きを活発にする役割があるのではないかと言われています。
また、根には毒性があり、強心作用や利尿作用などがあり、民間薬として使用されることなどもあります。(毒素が強く素人が扱うのは非常に危険です)
フクジュソウの花言葉は?
春を告げる代表的な花であるフクジュソウには、どんな花言葉があるのでしょうか!?
フクジュソウの花言葉は、
「幸福を呼ぶ」
「永遠の幸せ」
「悲しき思い出」
などがあります。
福寿草の「福」ということからも縁起の良い花とされています。
幸せを招いたり、祝福という意味もあるようです。
また、福寿草の「寿」というのもおめでたい意味ですね。
ところが、フクジュソウにはもう一つ「悲しき思い出」という花言葉があります。
これには、ギリシャ神話の中で絶命したアドニスを追悼するヴィーナスの悲しみに由来するとされています。
相反する二つの花言葉があるんですね。
フクジュソウは藤原岳で見れる?
フクジュソウといえば、藤原岳!
と言っても過言ではないくらい花の百名山として知られる「藤原岳」は有名です。
藤原岳は、三重県にある標高1,144mの山です。
年間約55,000人が登山をする人気の山なんです。
石灰岩質の藤原岳は、フクジュソウの生育に非常に適しています。
藤原岳で見られるフクジュソウは2月の終わり頃に雪の間からひょっこり顔を出す姿が見ることができます。
見頃となるのは、3月末ごろです。
特に8合目から9合目付近で多く見られます。
しかしながら、フクジュソウは天気の良い日にしか花が開かないので、曇りの日や雨の日に行っても花が閉じてしまっているので注意が必要ですね。
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まとめ
今回は、フクジュソウについて、花言葉や、藤原岳での見頃や楽しみ方について記載しました。
毎年、フクジュソウ目的に藤原岳に登山する人もとても多いそうです。
フクジュソウが咲くと「いよいよ春だな〜」と感じれるようですね。
登山のマナーを守り、天候にも注意しながらフクジュソウを見に行ってみてはいかがですか!