富士急ハイランド「高飛車」のスペックや混雑状況は?どのくらい怖い?
2016/07/17
絶叫アトラクションで有名な富士急ハイランド!
同園には、誰もが知ってる有名な絶叫コースター「FUJIYAMA」「ドドンパ」「ええじゃないか」などがあります。
さらに、これら三つと肩を並べる絶叫コースター「高飛車」を紹介します。
「高飛車」は富士急ハイランドに2011年に誕生した、大型の絶叫ローラーコースターです。
先の「FUJIYAMA」「ドドンパ」「ええじゃないか」に「高飛車」を加えたコースターを同園の「四大コースター」と呼びます。
高飛車の最大の特徴は「最大傾斜角 121度」というちょっとすごすぎて良く分からない記録があります。
垂直でも90度だから、えぐりこんで頭から落ちていく感覚ですね。
もちろんギネス記録です。
富士急の絶叫四大コースターに数えられるだけあって、当然混雑も必死です。
そこで今回は、富士急ハイランド「高飛車」のスペックや混雑時間、結局のところどのくらい怖いのかについてまとめてみます。
富士急ハイランドのアトラクションはこちら
→富士急ハイランド|絶望要塞2|攻略法やネタバレも!?
→富士急の新絶叫アトラクション「テンテコマイ」って怖いの?
Contents
絶叫コースター「高飛車」
富士急ハイランドに誕生したのは、2011年7月16日です。
キャッチコピーの「おいで、かわいがってあげる。」「あかん。」などは記憶に新しい方もいるのではないでしょうか!?
高所から富士山の眺めもバッチリな高飛車ですが、まずは、そのスペックを確認してみましょう!
スペック
最高速度 : 100km/h
最高部高度 : 43m
最大傾斜角 : 121度
コース全長 : 1,004m
所要時間 : 2分40秒
定員 : 8名
いかがでしょうか!?
最大の特徴は、121度という最大傾斜角ですね。
以下にもう少し詳しく高飛車のポイントを解説します。
その他の絶叫系アトラクションはこちら
→長島スパーランド|アクロバット|混雑具合は!?
→サンダードルフィンの魅力と怖さ|東京ドームシティ|過去に事故も…
「高飛車」4つのポイント!
ポイント1:垂直以上のえぐり落下
高飛車を見たときに最初に目に飛び込むのは、垂直にそびえるタワーです。
でも、「ん…」
「レールは、垂直じゃないんじゃないか…?」
そうなんです。
これこそが高飛車最大の魅力である、「えぐり落下」です。
最大傾斜角121度とは、垂直以上に、手前にえぐりながら落下していくのです。
まるで頭から落ちていくような今までにないスリルを味わうことができます。
ポイント2:スタート直後の暗闇
高飛車はスタートからいきなり未知の領域に突入します。
それは、スタート直後に「暗闇」の中に侵入します。
いきなり来るドロップや、ハートラインロールなど、いきなりライダーの度肝を抜いてきます。
そして、さらに加速しながら一気に屋外へ….
スタート直後からハイテンションでぶっ飛ばせるに違いない!
ポイント3:回転系の魅力
スピード重視のコースターと言うよりもどちらかというと回転系のコースターです。
乗り終わった後の感覚は、「ええじゃないか」に近いですね!
コース全体で「ひねり」もしくは「回転」の箇所は全部で7箇所!
なかなか浮遊感は抜けません。
ポイント4:雨天時に強い
テーマパークにおいてこれは非常に重要なポイントです。
高飛車は、減速時にリニアシステムが採用されているためで、従来のようなブレーキ板をブレーキシューで挟み込む接触式ではありません。
もし、このように挟み込む式であれば、雨で濡れていると摩擦が軽減されて減速しにくくなってしまうのですが、リニアのような非接触式であれば雨の影響を受けにくいため効率よく減速できるのです。
よって、降雨時にも運行が可能な場合が多く来園者には非常に嬉しい特性ですね!
「高飛車」の混雑状況は
富士急内では最新のコースターだけあって、その人気もそれなりのものです。
乗車定員が8名と少ないことも混雑の理由となりますが、
おおよそ、
【平日】60〜80分
【休日】60〜90分
程度ですね。
もちろん、長期連休や、お昼の時間帯前後はより混雑します。
運行本数などの数の違いもあるか、実は平日と休日の差は少ないんですね。
→天空の回転ブランコ「鉄骨番長」とは?どれくらい怖い?富士急ハイランド絶叫アトラクション!
結局「高飛車」は怖いのか?
結局のところ、高飛車は怖いのか…?
スペックから判断するに、「FUJIYAMA」や「ドドンパ」のように、直線的で高さやスピードを売りにしているコースターは確かに怖いでしょう。
「高飛車」は、どちらかというと「ええじゃないか」のように、ひねりや回転を交えてくる変化系といえるでしょう。
それでも、あの「えぐり落下」一つとっても、やっぱり絶叫系です。
間違いなく怖いと思います!
ちなみに、絶叫コースターを怖くなく乗る方法で、最も効果的なのは、
「とにかく意識的に力を抜くこと」です。
タコのようにぐにゃぐにゃになってライドしてみてください!
こんな言葉があります。
「怖いから力が入るんじゃない!力を入れるから怖いんだ!」です!
※本当です。
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