ゆとりだけじゃない!「〇〇世代」の種類や特徴は?
「ゆとり世代…」
最近よく耳にする言葉ですね!
昨今では世代に名前をつけ、
何かと世代ごとに比較をする傾向にありがちです。
「これだから“ゆとり”は…」
と、何かにつけて揶揄されることが多く、
会社でも嫌な思いをしている人も多いのではないでしょうか!?
ゆとり世代とは、
1987年4月2日〜2004年4月1日生まれの人が該当し、
小学校または中学校の教育内容がいわゆる「ゆとり教育」だった人たちです。
「ゆとり教育」は、知識重視型の教育方針を、詰め込み教育とし、より経験重視のゆとりある教育方針に定めた教育のことです。
そのため、この教育の産物として「怒られることへの耐性がなく、自らで積極的に動かない」などの特徴を有している世代と言われています。
しかし、この「〇〇世代」ってゆとり世代だけじゃなく、
今までも様々な世代があったのをご存知ですか!?
そこで今回は、ゆとりだけじゃない!
「〇〇世代」の種類や特徴についてまとめてみます。
Contents
「〇〇世代」の種類や特徴は?
さて「〇〇世代」とは、どれだけ種類があるのでしょうか!?
古い順に並べてみましょう!
1935年〜1946年生まれ【焼け跡世代】
1947年〜1949年生まれ【団塊の世代】
1950年〜1959年生まれ【しらけ世代】
1965年〜1969年生まれ【バブル世代】
1971年〜1974年生まれ【団塊ジュニア世代】
1970年〜1982年生まれ【就職氷河期世代】
1987年〜2004年生まれ【ゆとり世代】
2004年生まれ以降 【さとり世代】
こんなにたくさんあるんですね。
それぞれの特徴を見ていきましょう!
【焼け跡世代】
幼少期や少年期に第二次世界大戦を経験している世代のことです。
政治的な関心が強く、懐疑的でモラルが高いことが特徴です。
【団塊の世代】
団塊の世代は、戦後の第一次ベビーブームの際に生まれた方々のことです。
自分たちが時代を作ってきたという自負が強く持っています。
仕事では、年功序列・終身雇用・忠誠心などを優先する傾向にあります。
なお、ビートルズやグループサウンズの影響を受けている世代でもあります。
【しらけ世代】
団塊の世代のように猛烈に仕事に打ち込んだ世代とは違い、それらを一歩引いた白い目で物を見る世代と言われています。
高度経済成長期に育ち、進学率は増える一方で勉強をしない学生などが問題となりました。
政治的な無関心が広まり、何に関しても熱くなれず傍観者のように振るまいます。
クールで穏やか、空気を読む、目立ちたくないなどといった特徴があります。
【バブル世代】
バブル景気の際に就職を迎えた世代です。
矢沢永吉や横浜銀蠅などの影響を受けて、リーゼントやツッパリファッションが流行しました。
消費に対して接触的で、コミュニケーションが高く、自分の評価に固執するなどの傾向があります。
【団塊ジュニア世代】
第二次ベビーブームの際に生まれた人たちです。
成人となる前後にはバブルが崩壊し、様々な経験をしている人が多いです。
幼少期には、アニメや漫画、ゲームなどが流行し、ガンプラやキン消し、ファミコンなどが誕生しました。
自分らしく生きたいと思う一方で、現状への不満や無力感を抱えています。
この頃より、キャリアアップ思考の強い女性が増えてきました。
【就職氷河期世代】
就職氷河期に就職活動を行った世代です。
そのため、職につけずに、派遣やフリーターなどを経験している人が多く、
職の不安定さから結婚や出産に関してあまり関心がないなどの特徴があります。
保守的であり、消費には消極的で貯蓄をするなどの特徴を認めます。
【ゆとり世代】
いわゆる「ゆとり教育」を受けてきた世代です。
学校の授業は週5日が通常となり、好景気を知らないデフレ思考にあります。
打たれ弱い、指示待ち、自主性がない、仕事よりプライベートを優先するなどの特徴があります。
スマホや通信機器を手放せないことがありますが、昔からこう言った機器に慣れ親しんでいることもあり、デジタルの時代に適応しやすい特徴があります。
【さとり世代】
ゆとり世代のさらに次の世代にあたります。
幼い頃から不景気の時代に育ち、高価なものに興味を示さない傾向があります。
お酒を飲まず、旅行も行かず、自動車やブランド品も買わないなどの浪費を嫌い、恋愛なども淡泊な傾向が強いと言われています。
まとめ
今回は、「〇〇世代」の種類や特徴についてまとめてみました。
当たり前ですが、すべての人が該当するわけではありません。
しかしながら、生きてきた時代背景の中で、少なからず該当する部分があるのではないでしょうか!?
お互いを尊重しながら、上手なコミュニケーションを図っていきましょう。