ジャガイモの品種「男爵芋」と「メークイン」の違いとは?
“ジャガイモ”は、
一般家庭の料理の食材として欠かせません。
一般に、
「男爵芋」
「メークイン」
といった品種が有名ですが、その違いをご存知ですか!?
“ジャガイモ”とは、
ナス科ナス属の多年草の植物です。
(ナスなんですね…)
馬鈴薯(ばれいしょ)とも言われ、
日本においては北海道が最大の生産地です。
一般家庭では、
カレーや、コロッケ、肉じゃがなど欠かすことの出来ない食材ですが、
皆さんは料理ごとに使う食材などを選択していますか?
「男爵芋」
「メークイン」
といった品種が有名ですが、その違いをご存知でしょうか?
今回は、ジャガイモの品種「男爵芋」と「メークイン」の違いについて解説します。
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「男爵芋」って?その特徴は?
「男爵芋」は生食用の品種です。
明治時代にイギリスから持ち込まれた品種です。
形状は、丸みがあり、くぼみ(目の部分)が多くゴツゴツしています。
一般的なジャガイモのイメージはこの「男爵」ではないでしょうか。
その特徴は、でんぷんが多く含まれており、
ホクホクとした食感や煮崩れしにいことが特徴です。
そのため、
・粉吹き芋
・ポテトサラダ
・マッシュポテト
・コロッケ
などの料理に適していると言えます。
「メークイン」って?その特徴は?
「メークイン」は、生食用の品種です。
イギリスで民間栽培されていたものが、大正時代に日本に持ち込まれた品種です。
形状は、楕円形で、くぼみが少なく、淡黄色のジャガイモです。
見た目はスリムできれな印象を呈しています。
メークインの特徴は、
ねっとりとしていて、煮崩れがしにくいです。
そのため、
・カレー
・シチュー
・肉じゃが
・煮物
などの料理に適しています。
長時間の煮込みにも対応できるということですね。
結局「男爵芋」と「メークイン」の違いは何?
ん、結局のところ「男爵芋」と「メークイン」の違いは何なのでしょうか?
どちらにも煮崩れしやすい特徴がありましたね。
その中でも、より煮崩れしにくいのが「メークイン」です。
そのため、間違ってメークインでポテトサラダなんかを作ってしまうと、
潰すのに苦労します…
また、メークインよりも煮崩れしやすい男爵芋でカレーを作ると、
ドロドロになる…
なんてことが起きてしまうんですね。
まとめ
今回は、ジャガイモの品種「男爵芋」と「メークイン」の違いについて解説しました。
結局のところ、料理に関して言えば、
“煮崩れのしやすさ”にその違いがあります。
けれども好みによっては、
ドロドロのカレーが好きな人もいるはずで、
好みによって使い分けると良いですね!