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「沖ノ島」世界遺産登録へ!女人禁制は本当?

      2016/03/06

【「沖ノ島」世界遺産登録へ!女人禁制は本当?】

女人禁制の島「沖ノ島」という島を皆さんはをご存知だろうか?

初めてその島の名前を聞く人も多いのではないでしょうか!?

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それに、女人禁制なんて今時そんなしきたりが残っている土地があるのだろうか!?

この度、そんな「沖ノ島」が2017年夏の世界文化遺産登録を目指す候補として、文化審議会によって推薦されたのだ。

世界文化遺産と言ったら、最近では富士山が選出されるなど何かと話題になりましたね。

果たして「沖ノ島」は世界文化遺産登録はなるのでしょうか!?

 

そこで今回は、この不思議な島「沖ノ島」の今でも色濃く残る伝統やしきたりについて紹介する。

 

「沖ノ島」とは?

沖ノ島とは?

福岡県宗像市の沖合約60kmの玄界灘に浮かぶ、周囲約4kmの孤島である。
ちょうど、九州と朝鮮半島の中間に位置しておr、4〜9世紀に大陸との交流の
成就を祈る国家的祭祀(さいし)が行われた場所だ。

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1954年には、約10万点もの神宝が発見され
一躍脚光を浴びた。
別名「神の島」との異名を持つほど、歴史的にも重要な島と言える。

今回、世界文化遺産登録に推薦された理由として、
「島を信仰の対象とする伝統が継承されてきた世界でも稀な例」とし、
「文化的伝統や文明の存在を伝えていく」ことを主旨としている。

実はこの「沖ノ島」は今でも女人禁制などの文化が守られているそうだ。
一体どういうことなのか!?
その独特の文化に触れていこう!

 

女人禁制の「沖ノ島」!

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女人禁制とは果たしてどういうことだろうか!?

言葉の通り、「女性は上陸を許されない」のだ!

 

その理由を説明していこう。

沖ノ島というのは、宗像市にある「宗像大社」の神領とされています。
神領であるゆえ一般人は許可なく立ち入ることはできないのです。

宗像大社は天照大神の三柱の御子神を祀る神社で、
三宮(沖津宮・中津宮・辺津宮)から構成されており、
それぞれに「田心姫神(たごりひめのかみ)」「湍津姫神(たぎつひめのかみ)」「市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)」という名の女神が祀られています。

沖ノ島に祀られている「田心姫神」は女性の神様なので、
女性に対する嫉妬心という理由で、

「女人禁制」という文化が守られているのだ。

この島に滞在が許されているのは宗像大社の神職ただ一人で、
男性であっても、上陸ができるのは年にたった一度だけというから驚きです!

なので、現在の沖ノ島の住人は神職のたった1人….
10日交代で常駐するとのことだが、寂しすぎますね。

 

「沖ノ島」の掟!

女人禁制以外にも、様々な掟があります。

例えば、

「不言様(おいわずさま)」
沖ノ島で見たり聞いたりしたものは、一切口外してはならないということ

「一木一草一石たりとも持ち出しを禁ず」
沖ノ島からは、島内の湧き水(ご神水)以外、一草一木たりとも何も持ち出してはいけないということ

「四本足の動物を食すること禁ず」
牛や豚などの四本足の動物を食べてはいけないとうこと
また、年に一度だけ上陸を許される男性であっても、
上陸の際には裸になって「禊」を行わなければならないのだ。

20150728-00000005-withnews-000-2-view出典:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6168752

その日付は、日本海海戦(日露戦争)の慰霊を行う「現地大祭(5月27日)」のみとのこと。参加できるのは一般男性から募集した限定200名のみだそう。

このような掟があるからこそ、
「未開の地」として、お宝の発掘がなされなかったのでしょう。

 

まとめ

2017年夏の世界文化遺産登録を目指す候補として、文化審議会によって推薦された「沖ノ島」!

歴史や漫画の世界とも思えるような掟や伝統が色濃く残っていますね。
それだけに、世界的にもその文化的価値は高いでしょう。

にしても、島を収める女神が女人禁制の元だったなんて…
女の嫉妬は恐いですね!

富岡製糸場に次ぐ、15個目の文化遺産登録なるか…
是非とも世界文化遺産登録実現して欲しいです。

 - 雑学