出産に立ち会う男性の心得|立ち振る舞いについて
2015/09/26
出産の予定日が近づくにつれて、なんとなく不安な気持ちになるのは、出産する当人だけでなく、実は旦那さんもなんです。
それはなぜかというと、旦那さんは情けないことに出産に立ち会うことが不安なんです。
皆さんは出産に立ち会いたいですか?
または立ち会ってもらいたいですか?
一昔前は、妻の出産に立ち会うなんてあまり考えられなかったこと….
しかし、今では半ば当たり前のように出産に立ち会う男性も増えているそうです。
2008年のデータでは、6割以上の夫婦が立ち会いをしたという報告もあります。
立ち会いたい人、立ち会ってもらいたい人、妻、旦那それぞれの考えがあって、非常に悩むところではないでしょうか。
そこで今回は、出産に立ち会う場合の男性の心得や、その立ち振る舞いについてアドバイスをします。
出産に関する記事はこちら
→様々な出産(分娩)方法の特徴|メリットやデメリットは?
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旦那の心得や立ち振る舞いとは
それでは、旦那が分娩室まで立ち会う時のことを想定してみよう。
基本的に大事なことは、誕生の瞬間に出くわすことも重要なことであるが、
「妻とともに、その痛みを分かち合うこと」に最大の立ち会う意味があります。
それだけに、痛みを分かち合う心構え・姿勢を持って臨みましょう。
この気持ちがあれば少なくとも妻の逆鱗に触れるような行動は起こさないはず。
念のため、分娩室での旦那の仕事や役割を確認してみよう。
出産に関する記事はこちら
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分娩室での旦那の仕事は
旦那の仕事は、大きく分けて以下の3つだ。
・声かけ
・水分補給のサポート
・汗拭き
分娩室には、様々な医療機器が用意され、妊婦にも色々な処置がなされてる。
いうまでもなく邪魔にならないように、妻の頭側に立ってサポートするのがベストです。
「水飲んでね」
「頑張って」
「大丈夫だよ」 etc….
水分を補給しつつ、汗を拭き取り、妻を安心させる言葉を投げかけることができれば、君は立派な旦那ということになる。
分娩室でのNG行動は
先にも、書きましたが、「妻とともに、その痛みを分かち合う」という姿勢で臨んでいるのならば、不要なことかもしれませんが、よくやりがちなNG行動も紹介しておきましょう。
・自分勝手な行動をする
分娩台で妻が苦しんでいるにも関わらず、スマホに夢中で妻をそっちのけ、カメラを連射するなどの行動は慎もう。
むろんすべてがダメなわけではないが、常に妻をサポートする気持ちを忘れずに….
・体調不良で臨む
妻のほうが苦しいっていうのに、旦那が長丁場に耐えられないようでは言語道断。
出来れば体調は万全で臨みたいところ。
分別室の独特のにおいや、少量の血液で気を失っていては先行きも不安になる。
・興奮し、しゃしゃりでる
お産本番になぜか旦那が興奮してしまうパターンである。
あまりにも応援する声がでかいと、気が散るし、なんだか拍子抜けしてしまいます。
主役は妻であるため、とりあえず、目立ちすぎにも注意だ。
NGワードは
NGな行動に続いて、NGワードも紹介しておこう。
・「眠たい」
眠いのは、当たり前。
でも妻は寝ずに頑張っている。
絶対に行ってはいけない。
・「まだ生まれないの?」
早く産みたい気持ちは妻が一番。
誰もが思うことだが、心の奥にしまっておこう。
・「…..」
無言の場合も注意。
こういう時はため息を漏らしていることもあるので、適度に妻を応援しよう。
立ち会わない場合はどうする
必ずしも立ち会う男性ばかりでなく、それを望まない妻もたくさんいる。
そうした場合は、おとなしく外で無事に生まれることを祈りながら待とう。
そこで大事なことは、
「見守っていることを、妻に伝えてあげること」です。
分娩室に向かう妻は不安で仕方ありません。
何かあればすぐに駆けつけるよスタンスを示せば、妻も安心してお産に臨めるはず。
決して、爆睡して起こされることのないように注意だ。
まとめ
出産に立ち会う場合の男性の心得や、その立ち振る舞い、さらには実際の旦那の役割についても紹介しました。
実際に、立ち会うことによって、児童虐待の件数が減ったり、育児に協力的になるなんてデータもあるようです。
反対に、大きなショックを受けたり、それが引き金で離婚したりする場合もあったりするそうです。
だからこそ、しっかりと夫婦で立ち会について話し合う必要がありそうですね。
どちらかの意見で決めず、二人が納得する答えを出せると良いですね。
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