日本三大曳山祭りとは?日程や魅力とは?
日本三大〇〇!
この名称がつくだけで何だか凄い雰囲気がありますよね。
日本を代表するものであることは確かです。
その中でも、
「日本三大曳山祭り」をご存知ですか!?
夏といえば、お祭りの季節ですね。
日本各地では、その土地土地を代表する様々な祭りが開催されています。
よく耳にするのは、
「日本三大祭り」!
これは、京都「祇園祭」、大阪「天神祭」、東京「神田祭」を指しており、まさしく日本を代表するお祭りですね。
日本三大祭りの記事はこちら
→日本三大祭りとは?「祇園祭」「天神祭」あと一つは…?
そして、もう一つ
「日本三大曳山祭り」をご存知ですか!?
曳山祭り…?
曳山祭りとは、山車(だし)を曳く(ひく)祭りのことです。
山車とは、車輪のついた神輿のようなもので、巨大で派手なカラクリや飾り付けがなされたものです。
このド派手な山車こそが曳山祭りの魅力になります。
今回は、日本三大曳山祭りの日程や魅力をまとめます。
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日本三大曳山祭りとは?
さて、日本における代表的な曳山祭りですが、
以下の3つの祭りが日本三大曳山祭りに数えられています。
京都「祇園祭」
岐阜「高山祭」
埼玉「秩父夜祭」
※幾つかの説があり、滋賀「長浜祭」を加える場合もあります。
京都「祇園祭」
京都「祇園祭」は、曳山祭りとしてだけでなく、
冒頭に述べたように日本三大祭りにも数えられています。
「祇園祭」は、京都の八坂神社の祭礼で、約1ヶ月に渡り、様々な行事が行われます。
その中でも、7月17日の山鉾巡行が祭の最大の見どころです。
山鉾とは、祇園祭での山車のことであり、20期を超える山鉾が並んで巡行する姿は壮大です。
特に、山鉾での辻回しは、必見とも言えるポイントなので見逃しは厳禁ですね!
なお、推定来場者は、多い日で毎年30万〜40万人だそうなので、混雑は覚悟していくしかなさそうですね。
岐阜「高山祭」
高山祭は、岐阜県高山氏で毎年開催される祭りです。
特徴的なのは、年に2回開催されるということです。
4月14〜15日「春の山王祭」
10月9〜10日「秋の八幡祭」
です。
高山祭では、山車のことを「屋台」と呼びます。
この屋台がこの祭りでの魅力であることに間違いはないのですが、
「春の山王祭」では、屋台からくり奉納が見どころとなります。
3つの屋台【三番叟・石橋台・龍神台】がお旅所前でからくり奉納されるのです。
人が網でからくり人形を操り、まるで生きているかのような動きで観客を魅了します。
「秋の八幡祭」では、屋台曳き揃えと屋台曳き回しが見どころとなります。
屋台曳き揃えは、神社や町の保存会が所有している屋台11台が展示されます。
豪華な屋台を間近で見ることができ、圧倒されること間違い無し。
屋台曳き回しは、屋台が街中を曳き回されます。これは、秋の八幡祭のみのイベントとなります。
埼玉「秩父夜祭」
埼玉「秩父夜祭」は、12月1日〜6日の冬に開催される例祭です。
埼玉県の秩父神社が会場となります。
2日が宵宮、3日が大祭であり、提灯で飾り付けられた山車(笠鉾・屋台)の曳き回しや、冬の花火大会でも知られています。
この3日の大祭こそがメインイベントであり、6期の山車が勢揃いします。
20時頃が最大の見所で、花火を背景に最大20tある山車を「団子坂(だんござか)」という急坂を曳きあげます。
豪華絢爛な山車が江戸絵巻のように見える姿は感動を誘います。
さらに、冬の花火というのもこの秩父夜祭りならではの魅力です。
ただし、本当に寒いので注意です…
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まとめ
今回は、日本三大曳山祭りの日程や魅力をまとめました。
どの祭りの山車も非常に巨大かつ豪華で見ごたえがあります。
また、山車を引く人たちの一体感も見ているものを魅了します。
山車の歴史やそこに込められた想いなんかを調べてみると、よりその祭りを楽しむことができますよ!