体育の日とは!その由来は?
2016/03/26
「スポーツの秋」、昔からよく言われています。
なぜ秋にはスポーツなのでしょうか!?
実際に秋には、「体育の日」というまさにスポーツの日もありますね。
秋にスポーツをする理由は気候が穏やかで過ごしやすいため、
スポーツを楽しむのに最適な時期とされているからなんです。
秋のイベントの一つに「体育の日」がありますね。
今では国民の祝日の一つで、各地で体育の日にちなんだイベントが行われているのではないでしょうか。
今回は、体育の日の由来や晴れの伝説についてなど分かりやすく紹介します。
国民の祝日に関する雑学はこちら
→海の日とは?その由来って?7月20日じゃなかったの?
→8月11日は国民の祝日「山の日」!制定の由来や意味は?
「体育の日」とは?
体育の日とは?
体育の日(たいいくのひ)は、国民の祝日の一つで、日付は10月の第2月曜日となっています。
1966年に制定され、2000年以前は10月10日でしたが、
ハッピーマンデーが施行されてから、10月の第2月曜日となりました。
※ハッピーマンデー:国民の祝日を本来の日付から特定の月曜日に移動させ、土・日と合わせて三連休にする制度です。
ちなみに、
2016年:10月10日
2017年:10月9日
2018年:10月8日
2019年:10月14日
2020年:10月12日 となっています。
「体育の日」の由来は?
もともとの体育の日である10月10日は、
1964年の東京オリンピック大会の開会式が行われた日です。
東京オリンピックにおける輝かしい成果と感動を記念して、
定められた日であり、「国民がスポーツに親しみ、健康な心身を培う日」として国民の祝日に制定されました。
当時日本は、高度経済成長の真っ只中で、そんな日本の急速な発展を象徴とするイベントであり、日本国民が一丸となって成功させた大イベントだったのです。
国民の期待や、希望、その感動は現代のオリンピックのそれとは比べものにならないものであったと思います。
そんな国民一丸となった願いが込められた「体育の日」。
国民の祝日というのは本来そうした願いが込められた尊い日なんですね。
「体育の日」は晴れる? 特異日とは?
体育の日は晴れる?
そんな言い伝えを聞いたことがありませんか?
事実、「晴れる確率が高いから東京オリンピックの開会式を10月10日に行った」なんて話もあるほど。
こうした晴れやすい、もしくは雨が降りやすいなど、特定の条件になる確率が高い日を「特異日」なんて呼んだりもするそうです。
本当にそうなの?
なんてお思いの人もいると思いますが、なんと世界的にも認められている概念なんだそう。
実際の例として、
1月16日ー晴れの特異日
3月30日ー雨の特異日
8月18日ー猛暑の特異日 などなど
地域によって様々な特異日があるそうです。
では、10月10日はというと….
別に特異日でもなんでもないそうです。
東京オリンピックの開会式に選ばれたために1964年以降この日が東京の晴れの特異日であると間違われるようになったのかもしれないそうです。
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まとめ
体育の日について、その由来や晴れの伝説について解説しました。
昔は体育の人いえば地域の体育大会や運動会があったりしましたが、
最近は運動会も春に行うことが多いようですね。
各地では、いろいろなイベントが企画されたり、スポーツ施設の割引が行われたりするそうです。
次期、東京オリンピックが決まった今だからこそ、スポーツに親しみ、健康な心身を養いましょう!