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エンテロウイルスとは?麻痺などの症状が出現?子供は注意?

      2016/02/19

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最近、話題となっている「エンテロウイルス」ですが、

8月以降、日本でも原因不明の身体の麻痺を訴えるなどの症状が出ています。

いずれも子供から検出されているエンテロウイルスですが、

一体どのようなウイルスなのかご存知でしょうか!?

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国立感染症研究所によると、

2015年8月1日から10月25日までの間に、発熱や咳などの症状に続発して、身体が麻痺したという子供21都府県で47人に上ったことが報告されています。

このうちの2名から「エンテロウイルスD68」が検出されたとのことです。

「エンテロウイルス」とは、ポリオやコクサッキーウイルスなどに代表されるグループに属するウイルスの総称です。

小児期には、多彩な臨床症状を引き起こすとされています。

実際に引き起こされる代表的な疾患は、急性上気道炎や胃腸炎などに加えて、急性脳脊髄炎や、急性灰白髄炎(ポリオ)、心筋炎などです。

そこで今回は、エンテロウイルスに感染するとどのような症状が生じるのか、感染経路などについて解説します。

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エンテロウイルスの臨床症状

先にも説明したように、エンテロウイルスには、種々のウイルスがあり、それぞれが様々な臨床像を呈すので、症状からウイルスを推測することは困難と言われています。

代表的な疾患やその症状を見ていきましょう。

 

1:急性上気道炎、発熱性疾患

大多数のエンテロウイルスは発熱を主症状とし、その他に倦怠感や筋肉の痛み、食欲不振などを呈します。

いわゆる風邪の症状ですね。

扁桃腺の主張や、高熱の持続、まれに肺炎などを合併することもあります。

 

2:発疹性疾患

(1)手足口病

エンテロウイルスの中でもコクサッキーウイルスの感染で生じます。

乳幼児に好発する、皮疹が特徴的で、手掌や手背、指の間、足底や足背、膝や臀部などにも認めます。

(2)ヘルパンギーナ

エンテロウイルスの中でもコクサッキーウイルスの感染で生じます。

特徴的な症状は、口内疹で、乳幼児に流行します。

喉の痛みで摂食が困難になることがあり、嘔吐や腹痛などの症状も生じることがあります。

ヘルパンギーナに関する詳しい情報はこちら
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3:急性胃腸炎

エンテロウイルスによって、嘔吐や下痢などの症状が生じます。
しかしながらその程度は軽度とされています。

 

4:神経性疾患

(1)無菌性髄膜炎

風邪様の症状を起こすウイルスの中では、最も嘔吐の頻度が高いです。

春から秋にかけて流行しますが、予後は良好とされています。

(2)骨髄脳炎

高熱や意識障害、痙攣などの症状を呈します。

脳炎と髄膜炎が合併して認められます。

(3)ギランバレー症候群

運動麻痺を主症状とする末梢神経障害です。

運動麻痺以外にも感覚障害や嚥下障害を伴うこともあります。

発症2週から4週に症状のピークを迎え、後に軽快します。

ただし、後遺症が残存し、歩行が不能になったり、死亡例も約5%ほど、存在するとされています。

(4)ポリオ

ポリオウイルスによる感染で発症します。

生ワクチンの導入で、劇的に減少しましたが、過去には多くの神経学的な後遺症を残してきました。

 

エンテロウイルスの感染経路は

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エンテロウイルスの感染経路は、以下の二つが主です。

・糞口感染
・飛沫感染

ただし、感染しても発症しない不顕性感染が約60〜80%に達するそうです。

エンテロウイルスに対するワクチンや治療法は確立されておらず、予防が非常に重要と言えます。

基本的な予防方法として、マスクの着用や手洗い、うがいは自分だけでなく、子供にもしっかり指導していきたいですね!

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子供は要注意

今回は、日本でも検出されたエンテロウイルスは、いずれも子供からです。

大人が感染しないわけではないのですが、感染しても発症するのは、大半が子供だそうです。

免疫力が少ない子供が感染すると、症状が発症しやすく、特に気管支喘息などを有しているお子さんは特に重症化しやすいそうなので注意が必要です。

 

まとめ

エンテロウイルスに感染するとどのような症状が生じるのか、感染経路などについて解説しました。

なかなか聞きなれないウイルスなので、流行した場合は非常に恐いと感じます。

特に子供の場合は症状も発症しやすく、時に重症化しやすいので特に注意が必要です。

適切な知識を身につけ、予防に努めましょう!

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