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熱中症とは?その対策は?

      2018/08/20

近年、夏の厚さが厳しくなり、都心でも連日日中では35℃を超える、なんてことも当たり前になってきました。

それに伴い、よく耳にする「熱中症」!
この熱中症でお亡くなりになる方も大変増えています。

そこで今回、誰もが気になる熱中症原因や、その対策に関してまとめてみます!

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Contents

熱中症とは?

熱中症とは?

熱中症とは熱い環境で生じる健康障害の総称を指します。

熱中症は屋外だけでなく、屋内でも起こり得るのです。

 

特に最近注目されているのが、高齢者の夜間睡眠時の熱中症などがあります。
決して昼の屋外における危険だけではないのです。

 

 

熱中症の原因は?

本体、私たちの身体には、体温調節機能が備わっているため、体温が上がりすぎた際には、熱を身体の外に放出する機能を持っています。

暑い時に汗をかくのは、一種の体温調節のために身体が体温を下げるために行う機能なのです。

 

ところが、あまりに暑い環境下では、体温を調節する機能が狂ったり、大量の汗をかくことで、体内の水分と塩分が失われ、体液のバランスが崩れてしまうと、様々な症状が起こってきます。

気温や湿度が高い、日差しが強い、などの「環境」の因子と、運動により体内で過剰に熱が生産された時などの身体の状態因子、この二つの要因が重なった時に熱中症は起こります。

 

 

熱中症の種類や症状、その対応とは?

「熱失神」

血圧が低下し、脳血流が減少して起きる症状です。

めまい、一時的な失神、顔面蒼白などの症状が現れます。

対処法は、涼しい場所に運び、足を高くして横になり、水分を補給する必要があります。

 

 

「熱痙攣」

大量に汗をかき、血液のナトリウム濃度が低下して起こります。

筋肉痛、手足がつる、筋肉が痙攣する、などの症状が現れます。

水分と一緒に塩分が減少するために起きる症状で、対処法は、水分と一緒に塩分を補給する必要があります。

ここで水分だけを補充してしまうと、血液中の塩分濃度がさらに下がり、体内でさらなる水分の放出が進みます。

結果としてさらなる体液の不足が進んでしまうのです!

熱中症におすすめの飲料はスポーツドリンクです。
特にスポーツをしている時に有効です。

 

 

「熱疲労」

大量の汗をかき、脱水状態になった時に起こります。

全身の倦怠感、悪心、嘔吐、頭痛、集中力の低下などの症状が現れます。

対処法は、涼しい場所を選び水分補給をすることです。

 

 

「熱射病」

体温の上昇により、中枢神経に異常をいたした状態です。

意識障害、体温の上昇、呼びかけや刺激に対する反応が鈍かったり、言動が不自然になる、などの症状が現れます。

死の危険がある緊急事態、すぐに病院で搬送する必要があるほど、重症な症状です。

できるだけ早く、体温を下げ、意識を回復させられるかが、予後を左右するので、対処法は身体を冷やすなどの処置が直ちに必要になります。

 

 

注意が必要な人

涼しい日が続いた後に、急に暑くなった場合には注意が必要です。

身体がまだ暑さに慣れていないため、暑さにうまく適応することが出来ないためです。

また、熱帯夜が続くと、夜間も体温が高いまま維持されてしまうため、熱中症が起こりやすくなるようです。

 

対策としては、

・気温の高い日には外に出るのを避ける
・屋内で過ごす場合もクーラーや扇風機をうまく利用する

などがあります。

 

ただし、室温を下げ過ぎると、涼しい室内から屋外へ出た時に、急激に温度差が身体に対応できなくなるため、適温が望ましいです。

「これくらいで大丈夫」と我慢しないことも重要です。

屋外で活動する際には、涼しい木陰を確保する、こまめに休憩をとり、水分補給をするなどの対策が必要になります。

また、汗をかいたら水分と塩分をとることが必要です。

 

特に、高齢者は喉の渇きを感じにくいため、意識的に摂取する必要があります。

ただし、お茶などの利尿作用があるため、水分の排出を促してしまう可能性があり、また、水だけでは塩分を摂取することができません。

糖が腸管での水分吸収を促進する働きをもつため、適切な水分補給のためには、塩分だけではなく、糖分を含むイオン飲料がオススメです。

 

熱中症のみならず、こちらの疾患にも注意が必要です。
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まとめ

今夏、急激に増えている「熱中症」についてその、原因や対処法をまとめました。

注意をしていてもなってしまうことも、特に高齢者ではよくあることです。

いずれの場合も症状を感じたら、直ちに病院を受診しましょう。

 

また、最大の予防策は暑さを避けること、直射日光を避けることです!

ついつい、節約のためにクーラーなどの使用をためらってしまいますが、

ご高齢者や赤ちゃんのためにも、無理をせず、適切な予防を行いましょう!

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