金魚すくいのコツは!飼育方法まで!
2016/03/06
夏といえばお祭りですね。
また、お祭りといえば「金魚すくい」はつきもので、誰でも小さいころに競ってやったこともあるんではないでしょうか。
ただし、金魚すくいというのは、ほとんど夏のお祭りでしかやらないものですし、慣れていないこともあってか意外に難しく、
「全くすくえない」!
いや、むしろ一度もすくえたことがない!
なんて人もたくさんいるのではないでしょうか!?
反対にちょっとしたコツさえつかめば、大量ゲットなんてことも可能になるのです。
そこで今回は金魚すくいのコツともいえる技術と、もしたくさんの近所を獲得した場合の、縁日の金魚の飼育方法を紹介します!
それではどうぞ!
「金魚すくい」お店の選び方!
金魚すくいとはいっても、相手も商売です。
「すくわせない」ための工夫や策略が施されています!
例えば、水槽を泳ぐ、巨大なデメキンです。
祭りではテンションが上がり、「とってやろう」と思いますが、
そこは冷静になりましょう。
金魚をすくうためのポイのキャパを超えています。
よって大量獲得を狙うならこのような店側の
目玉商品は回避するべきです。
もっとも以下に後述する技術を極めたのなら話は別ですが….
狙うはもちろん、
浅瀬を泳ぐ、小さめの金魚です。
実はこの金魚たち、あっぷあっぷしてませんか!?
そう!弱っているのです。
そのため、ポイですくう時も余計な抵抗もなくなんなくすくえるのです。
特に、水槽が狭く、金魚が多い水槽ほど、
酸欠状態に陥りやすく、弱っている金魚が多いのだ。
そして、もう一つ大事なことは、
金魚をすくうためのポイを
「ウエハースやモナカで代用している店を避ける」ことです。
基本的に水に濡れるだけで極端に柔らかくなり、
金魚をすくのに圧倒的に不向きです。
なので、紙のポイを使っている店が良いです。
さらに、この紙のポイにも強度があります。
店の裏方をこっそり見てみましょう!
5号が厚い紙で、7号が薄い紙です。
・目玉商品にだまされない
・表面にあがってきている弱った金魚がたくさんいる
・紙のポイを使っている
上記を守った店選びをしましょう!
「金魚すくい」すくう時のコツ!
お店選びが完了し、
いよいよ「金魚すくい」の極意へと迫っていきましょう。
まず重要なことは、ポイの入水の仕方。
【ポイは斜め45°の角度で入水させる】
ポイを水面と平行に入れては、ポイが自ら受ける抵抗が多いのです。
そのため、ポイは斜め45°の角度で入水させるのです。
金魚をすくう前からポイを弱らせてはいけません。
【水の中でのポイの移動は水平に】
入水の時とは違い、水中で横動する際に、
最も抵抗が少なくなるのは、水面に対してポイを水平に移動させる時。
ゆっくりと標的となる、弱った金魚を狙います!
【すくう金魚が決まったら、金魚を水面にかつ壁際に近づける】
金魚をすくう際は、逃げ場の少ない壁際に近づけるのだ。
というよりは、弱って水面に上がっている、かつ壁際にいる金魚を狙うと良い!
【水面から出る時は斜めに引き上げる】
狙いを定めた金魚がポイの上に収まったら、
いよいよ引き上げます。
この時に焦って引き上げたら、一気に水の抵抗と金魚の重さがかかり
破れやすくなってしまいます。
ポイントはやはり斜め45°で引き上げること!
この際は金魚を入れるお椀もできるだけ近くにスタンバイさせましょう!
※本気で練習したい人向け
・彼女と縁日に行く予定がある
・友人と金魚すくいで勝負をする
そんな人は練習しよう!
ポイは普通に販売しています。
金魚は自分で買ってくださいね!
「金魚すくい」その他のポイント
基本的な金魚のすくい方は伝授しましたね。
今度は、意外に見落としがちだが、基本的なポイントを伝授します。
【ポイの裏と表を見極めろ】
プラスティックの枠に対して、紙が貼ってある側が「表」、
そうでない側が「裏」ということになります。
「裏」ですくおうとすると、紙とポイとの接着面に水圧が一気にかかり、
破れやすくなってしまうのです。
【ポイの受け取りは子供に頼む】
ポイの厚さに違いがあることはすでに伝授しましたが、
実は店側も、人を選んで渡してくることがあるのです。
つまり、すくえなそうな子供や女性には、厚めのポイを!
上手そうな人には、薄めのポイを!
なんてこともあります。
なので、自分ですくう場合にも、子供にポイを貰ってもらうようにしましょう。
【ポイは一度水に浸す】
ポイを入水させる時は斜め45°が基本ということは伝授しました。
しかし、その際に慎重になりすぎて、ポイが半分入水したところで、
構えてしまう人がいます。
紙は濡れている部分と、濡れていない部分との境が
最も破れやすくなるのです。
なので、一度しっかりとポイを入水させることを心がけましょう!
すくった金魚を飼う?
伝授した方法で、金魚を大量ゲット!!
なんてことも夢ではありません。
ただし、すくった金魚をどうしよう!?
なんて思う人はたくさんいると思います。
子供がいる家庭は、お子さんが「飼ってみたい」という場合がおおいのではないでしょうか。
基本的に縁日にいる金魚は狭い水槽で大量の数で飼われ、
酸欠に陥ったり、ストレスがたまり、ポイで傷つけられた可哀想な金魚たちです。
事前に飼おうとする気持ちがあるなら弱っていない金魚を狙うべきですが、
突発的なことも多いのでそうもいかないでしょう。
まず、一番に行う必要があるのが、
・金魚を入れる容器の準備
・飼育するための飼育水を用意
することです。
水道水では、消毒用のカルキが混入されているために、
すぐに死んでしまいます。
そのため、カルキ抜きがあれば即座に中和を。
なければ一晩汲み置きした水、
または一時間エアーレーションした水を使用しましょう。
1日程度であれば、縁日でもらった袋の中でも、直射日光を避けて、
涼しいところにおいておけば大丈夫でしょう。
少しでも早く、適切な飼育環境を整えてあげてください!
必要なものは、以下のとおりです。
・60cm程度の水槽(もちろん大きいほど良い)
・水質を維持するためのフィルター
・水質を安定させるためのバクテリア
・酸素を送り込むエアーポンプ
必須なものはこれくらい。
あとは砂や水草などは任意で入れてあげてください!
普段の餌の管理などは、1日〜2日に1回程度食べ残しのないように与えるのがポイント。食べ残しによる水質の悪化は金魚を殺してしまう要因につながります。
今回は縁日の定番「金魚すくい」のコツをまとめてみました。
昔から苦手意識が強い方もいるかもしれませんが、
しっかりと実践すれば意外と簡単なことに気づくはず。
カッコ良い彼氏や、お父さんを目指して大量ゲットを目指しましょう。