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風邪の後の長引く咳は「咳喘息」かも!?原因や症状、治療法とは?

   

風邪の後に続く咳…

風邪の延長だと思いきやちっとも治らない場合、

「咳喘息」の可能性があります。

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風邪を引いた後に、

数週間の咳が続いたという経験がある人はいるでしょうか!?

 

単なる風邪の延長ではないかと放置すると、

より重篤な疾患が隠れていることがあるかもしれません。

 

というのも、風邪の後などに続く長い咳、それも数週間続いた場合、

「咳喘息」(という疾患)の可能性があるそうなんです。

 

さて、あまり聞きなれない疾患である「咳喘息」とは一体どのような疾患なのでしょうか!?

その原因や症状、治療法などを調べて見ました。

Contents

「咳喘息」とは?

「咳喘息」とは、

“喘鳴や呼吸困難などの症状がなく、咳だけの症状を主体とした疾患”

と報告されています。

 

よくある気管支喘息とは区別され、

気道の狭窄による“ヒューヒュー”“ゼーゼー”というような喘鳴呼吸困難がなく

主には夜間の咳の悪化を特徴としています。

 

ただ、咳喘息が継続して続くとおおよそ3割程度の患者が気管支喘息へ移行するとも言われています。

 

疫学としては、

40〜50歳代の罹患が多いそうですが、70歳以上の高齢者でも発症すること、

また最近では30代での発症も増えているそうです。

ただし、乳幼児での発症は少ないとのこと。

わずかではあるが女性に多いそうです。

 

 

「咳喘息」の原因は?

「咳喘息」の発症の原因としては、

・アレルギー反応によるもの
・風邪などの感染症後に併発するもの

 

アレルギー性のもので言えば、

ホコリやハウスダスト、運動や飲酒、受動喫煙やストレスなど様々なものに起因します。

とりわけ昨今のストレス社会で増加しそうなものばかりで、事実、患者数も増加しています。

 

もう一つは風邪などの感染症に併発するもので、

通常風邪を引いた後に数週間(2〜3週間)程度咳が続くようであればこの疾患を疑います。

今まで何ともなかったのに一つの風邪をきっかけに発症することもあったり、

風邪のたびに再燃することもあります。

 

 

「咳喘息」の症状は?

「咳喘息」の症状は、

“空咳(からぜき)”が続くことです。

ひどい場合には半年や一年などのスパンで持続することもあるので侮れません。

 

特にこの「咳喘息」が辛いのは“夜間”です。

夜間は副交感神経と呼ばれる自律神経が優位に働くため、気道が狭窄し、

特に夜間から明け方の咳がひどくなるのです。

 

咳のせいで寝られないことはしょっちゅうで、咳のしすぎで腹筋や肋間筋が筋肉痛にあることもしばしば…

急に寒い場所などの激しい寒暖の差や、喫煙なども症状を悪化させます。

 

 

「咳喘息」の治療法は?

「咳喘息」の治療は、投薬治療が中心です。

 

具体的には、気管支拡張薬ステロイド薬を使用することで症状が軽減します。

また、このような投薬によって症状が軽快すれば「咳喘息」であるとの診断も容易となります。

 

症状がすぐに改善しても再燃する可能性もあり、

しばらく投薬を続けることが重要です。

自然寛解もありますが、およそ3割が気管支喘息へ移行するようなので侮れません。

 

 

まとめ

今回は「咳喘息」について、その原因や症状、治療法を調べていました。

風邪の延長だろう…

と、仕事を休めないからと言って病院に行くのを怠っていませんか!?

あまり長く咳が続くようなら本当に要注意です。

かくゆう私自身もこのような怠慢から「咳喘息」と診断された者の一人です。

我慢の限度を超えた咳が出るので本当に苦しくなります。

自身のためにも早めの専門医の受診をお勧めします。

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