桜にまつわるうんちく|送別会・歓迎会のネタに!
春といえば、卒業式や入学式などイベントが盛りだくさんですが、
そんな中でも「お花見」は、会社の中でも一大イベントではないでしょうか!?
そんなお花見の主役である「桜」のこと、皆さんはどれくらい知っていますか?
「桜」と言われて何を思い浮かべますか?
桜の種類を知っている人なら「ソメイヨシノ」を連想する人が多いのではないでしょうか。
事実、日本でなじみの深い観賞用として植えられている桜の多くは「ソメイヨシノ」です。
桜は、植物学上では、バラ科・桜亜科・桜属の落葉高木、または低木の樹木として位置付けられています。
実は、桜の種類って、以下のように沢山の種類があるのです。
・ヤマザクラ
・オオヤマザクラ
・オオシマザクラ
・エドヒガン
・カンヒザクラ
・チョウジザクラ
・マメザクラ
・タカネザクラ
・カスミザクラ
・ミヤマザクラ
あれ、「ソメイヨシノ」は入ってないの?
じゃあ、ソメイヨシノってなんの?
そこで、今回は、意外と知られていない桜にまつわるうんちくについて紹介します。送別会・歓迎会のネタにもなりますよ!
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ソメイヨシノって何なの?
ソメイヨシノというのは、上記にもあげたように、野生種には数えられていません。
実は、ソメイヨシノは、大昔に作られた一つの個体のクローンを繁殖させたもののようです。
本当に…
と思いますが、そうみたいですね。
ソメイヨシノは、片親がエドヒガンであり、もう片親はオオシマザクラとヤマザクラの交雑したものではないかと言われています。
このような合成種がソメイヨシノになったのですね。
桜の語源は?
桜の語源なんてあるのでしょうか?
桜は、「咲く」という言葉に複数の意味を持たせる「ら」を加えたものとされています。
元来は、花の密集する植物全体を指したもののようです。
また、古事記などに登場する、桜の霊「木花咲耶姫」の「サクヤ」が語源とも言われています。
なんにせよ、幾つかの説があるようですね!
桜前線って何?
春になるとよく耳にする“桜前線”ってなんのことでしょう?
桜前線は、「ソメイヨシノ」をメインとして、全国各地の開花予想を結んだ線のことです。
決して気象用語にあるわけではなく、マスコミが作り出した造語だそうです。
ちなみに、桜前線のスタートで見られるのは、沖縄の「カンヒザクラ(寒緋桜)」だそうです。
なんと沖縄の八重岳では例年1月上旬頃に花が咲き始めるそうです。
送別会・歓迎会のシーズンというよりも、成人式のシーズンで咲いてしまうんですね。
日本で最も遅い花見の場所は?
先ほどの桜前線でいうと、日本で最も遅い桜の開花は、
北海道東川町旭岳温泉だそうです。
この地は、標高1,200mほどの場所に千島桜があります。
6月上旬から7月上旬頃に花見を楽しむのです。
桜が咲く期間は?
桜ってすぐに散ってしまうイメージがありますが、実際にはどれくらいの期間咲いているのでしょうか?
当然、品種や環境によって差はありますが、代表的なソメイヨシノでいうと約5日〜7日間程度と言われています。
なお、沖縄に咲く「カンヒザクラ」は、約10日〜12日間くらい咲いているそうです。
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まとめ
今回は、意外と知られていない桜にまつわるうんちくについて紹介しました。
「花より団子」とはよく言ったものですが、
本当にその通りで、肝心の桜については知らないことばかりでしたね。
今年の花見や歓迎会、送別会で自慢げに披露してみよう!