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母の日は「カーネーション」、父の日は「バラ」を贈るのはなぜ?

      2016/03/06

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5月には、母の日があります。
6月には、父の日があります。

それぞれの日には、親への感謝の気持ちを込めて花を贈る習慣があります。

母の日は「カーネーション」、父の日は「バラ」を贈るのはなぜだかご存じですか?

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母の日は、5月の第2日曜日です。

母の日には、一般的に「カーネーション」を贈りますよね?

一方で父の日は、6月の第3日曜日です。

父の日には、一般的に「バラ」を贈りますよね?

父の日のバラというのは、母の日のカーネーションほどはメジャーではないかもしれませんが、最近では男性である父にも花を贈ることが好まれています。

なぜ、それぞれの日に花を贈る習慣ができたのでしょうか?

そこで今回は、母の日、父の日それぞれの制定の由来や、母の日は「カーネーション」、父の日は「バラ」など花を贈る理由などを調べてみました。

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母の日とは?カーネーションを贈る理由は?

母の日ができた由来や、カーネションを贈る理由は一体なぜなのでしょうか?

“1905年5月9日、アメリカに住む少女・アンナは、母親を亡くしました。その3年後の1908年5月10日、アンナはフィラデルフィアの教会で、母を追悼するために白いカーネーションを祭壇に飾りました。”

この出来事をきっかけに、5月の第2日曜日が「母の日」と制定されたとともに、カーネーションを贈るようになったそうです。

ただ、このとき祭壇に飾ったのは、白いカーネションです。
普段母親に贈るカーネーションは「赤」ですよね?

もともとは、母親が健在している人は「赤」のカーネーションを!
アンナのように母親が故人である場合は「白」のカーネーションを贈っていたそうです!

しかし、最近では、母親がいない子もたくさんいるため、区別のないようにするという配慮から、すべての者が「赤」のカーネーションを贈るようになりました。

ちなみに、「赤」のカーネーションは「母性愛」の象徴だそうです。

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父の日とは?バラを贈る理由は?

それでは、父の日ができた由来や、バラを贈る理由は一体なぜなのでしょうか?

“アメリカのジョン・ブルース・ドット夫人は、「母の日」があることに対して、それでは「父の日」がなくてはおかしい!ということで、父に感謝する日という意味を込めて牧師協会へ嘆願したところ、「父の日」が制定されました。”

母の日、父の日ともにアメリカが発祥となっているんですね。

ちなみにこのドット夫人は、父親に男手一つで苦労して育てられました。
南北戦争の時代を生き、人々の生活は悲惨で大変な時だったそうです。

父親のウィリアム氏は妻に先立たれ、再婚もせず、一生懸命、6人の子どもたちを育てあげます。ドット夫人は6人の末っ子だったそうです。

父の日に感謝したいという思いは、人一倍強かったのでしょう!

ドット夫人は、父が亡くなった日、墓前に「白いバラ」を備えるようになりました。

これこそが、父の日に「バラ」を贈る理由です。

このときも、母の日のカーネーションと同様、

父親が健在している人は「白」のバラを!
父親が故人である場合は「赤」のバラを贈っていたそうです!

 

あれ、でも今は父の日には、「黄色いバラ」を贈っていますよね!?

現在では、赤や白と決められているわけではありません。

むしろ、幸せの象徴であると言われる「黄色」をイメージカラーとしており、黄色いバラを贈る習慣ができました。

 

まとめ

今回は、母の日、父の日それぞれの制定の由来や、母の日は「カーネーション」、父の日は「バラ」など花を贈る理由などを調べてみました。

いかがでしたでしょうか?

普段、ただただ、花をあげているだけで、こんな意味があることは知りませんでしたね!

いや…むしろ贈っていない方もたくさんおられるのではないでしょうか!?

一年に一度、恥ずかしがらずに両親に感謝の気持ちを伝えられる日です。

皆さんも是非、素敵な花を贈りましょう!

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