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春に流行する病気|特に子供や乳幼児は注意

      2016/02/19

冬から春へと季節の変わり目は体調を崩しやすい時期です。

寒い冬から温かくなる春へと移行する時期だからついつい油断してしまいますね!

しかし、春にも注意をしなければならない病気がたくさんあります。

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春にかかりやすい病気は意外とたくさんあります。

寒暖の差が大きいため、体調を崩しやすいという理由に加えて、

卒業式、入学式、就職、転勤や引越しなど、情緒的にも不安定となりやすい時期です。

そんな春にかかりやすい病気は以下のようです。

・花粉症
・百日咳
・麻疹
・風疹
・水疱瘡(みずぼうそう)

春を代表する花粉症が有名ですよね。

加えて特徴的なのは、子供や乳幼児などの代表的な感染症である病気もこの時期にかかりやすいため、注意が必要です。

そこで今回は、春に流行する病気について解説します。

秋から冬に注意が必要な病気はこちら
秋から冬に流行する病気|感染症|子供や高齢者は注意

春に流行しやすい病気

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春に流行しやすい病気は意外と多いのです。

一つづつ解説していきます。

 

花粉症

言わずと知れた花粉症。
日本の花粉症人口は2,000万人以上と言われ、今後もますます増加傾向だそうです!
まさに日本の国民病です。

花粉症は、スギやヒノキなどの植物の花粉が粘膜に接触することが原因となって、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの一連の症状を呈す症候群です。

根治的な治療法が開発されていないのが現状で、医院での薬物療法は対症療法に相当します。

花粉を体内に取り込まないための対策や予防が重要になります。

 

百日咳

百日咳は、百日咳菌という細菌感染で発症する病気です。

年齢に関わらず誰にでも発症する病気ですが、特に乳幼児は肺炎や脳症のように重症化するために注意が必要です。

その症状は短い間隔での連続的な咳が特徴です。
エホ…エホ…コン…コン…という咳が生じるようなら注意です。

治療は、抗生物質による薬物療法が有効となります。
また、予防には三種混合ワクチンなどが有効とされています。

 

麻疹(ましん)

麻疹は毎年春から冬にかけて流行する病気です。
別名、はしかとも言われています。

2歳以下が約半数を占めると言われ、乳幼児に発症しやすい感染症です。

その症状は、咳やくしゃみ、鼻水などの症状と、38℃くらいの高熱が生じます。
重症化した場合は、肺炎や脳炎、中耳炎などの合併症が起きやすいので注意が必要です。

特効薬はなく、1歳をすぎたら予防法として、麻疹・風疹混合ワクチンを接種することが有効です。

 

風疹

風疹はウイルス感染症の一つで、日本では三日はしかとも言われています。

伝染力は弱いものの、小学生の時期の感染が多く、学校などでの集団感染が起こることがあります。

症状は、発熱や咳、鼻水のような風邪症状に加えて、耳の後ろのリンパ節が腫れるのが特徴です。

特効薬はなく、自然に治癒しますが、予防として、麻疹・風疹の混合ワクチンが有効です。

 

水疱瘡(みずぼうそう)

水疱瘡は、ウイルス感染症の一種で日本では水痘(すいとう)とも言われています。

罹患患者の多くは9歳以下の子供や乳幼児です。
高齢者に多い帯状疱疹は同じウイルスによるものです。

その症状は、発熱と強いかゆみを伴う発疹です。

治療法は、早期治療が重要で抗ウイルス薬が用いられます。
成人になってからの初感染では脳炎や肺炎などへと重症化することがあります。

予防としては、水痘・帯状疱疹の要望接種が第一選択とされています。

子供が注意すべき感染症はこちら
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まとめ

春に流行する病気について解説しました。

子供や乳幼児などの感染症がとても多いのが印象的です。

いずれも成人になってからの発症では重症化しやすいため、予防接種などを行っていない人は注意が必要かもしれません。

そのような予防・対策はもちろん重要ですが、まずは簡単に出来る「手洗い」や「うがい」などの基本的な対策をしっかりと行うようにしましょう!

正しい「うがい」や「手洗い」の方法は?風邪や感染に注意!

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