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新生児メレナとは?原因や症状は?入院期間はどれくらい?

      2015/11/19

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出産後の赤ちゃんとの対面は喜びでいっぱいです。

しかしながら、出産後の新生児は免疫力が弱いだけでなく様々な疾患にかかりやすいとされています。

出生直後に認められる疾患の一つに「新生児メレナ」という疾患があります。

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「新生児メレナ」は、新生児期に起こる消化管の出血のことです。

消化管の出血が生じることで、吐血や血便などの症状が生じるのです。

新生児がいきなり吐血をしたら誰もが驚きますよね…

昔は、

新生児メレナ=ビタミンK欠乏症

とも言われていたそうですが、現在では様々な原因が考えられることが明らかになっています。

近年では、病院で行われる予防から、新生児メレナの発症は稀となっていますが、以前では、稀に命を落とすこともあったようです。

そこで今回は、新生児メレナについて、その原因や症状、治療方法から予防法、気になる入院期間などについてまとめてみます。

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新生児メレナとは

新生児メレナは、新生児期に見られる吐血や下血などの症状を主とする、消化管の出血のことを言います。

分娩時の母体の血液などの出血を飲み込んだために生じる吐血もあるので、新生児メレナと間違われることもあるそうです。(仮性メレナと言います。)

現在の日本では、標準的な産科医療を受けていれば、その予防法の発展から、ほぼ発症しないと言われており、発症例は年間でも十数例となっているそうです。

 

原因は?

昔から、新生児メレナの原因はビタミンKの欠乏症と言われていました。

しかしながら、現在はビタミンKの投与を始め様々な予防、検査の発展から、消化管出血の原因は多様であると言われています。

それでも最も主要な原因は、ビタミンKの欠乏による出血傾向であることは確かだそうです。

ビタミンKはもとより、血液を凝固させる(固める)働きがあるため、欠乏することで出血傾向を示すのです。

特に赤ちゃんの消化管は未熟で傷つきやすいので、簡単に消化管で出血が生じるのです。

 

症状は?

新生児メレナの症状は、全身に至る出血傾向ですが、最も出血しやすいのが消化管の粘膜です。

そのため、

・吐血
・下血

などの症状が出現するのです。

 

診断や治療方法は?

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診断や治療方法にはどのようなものがあるのでしょうか。

診断には、レントゲン造影検査を行います。
消化管からの出血の原因が何なのかを診断し、仮性メレナとの区別や、腸炎や腸重積などの消化管の疾患との鑑別が必要です。

治療法は、ビタミンKの補充が中心です。
輸血により、これらを補充することで、一般的な新生児メレナは軽快するそうです。

 

入院期間はどのくらい?

それでは、新生児メレナにかかるとどれくらいの入院期間が必要なのでしょうか?

もちろん個人差や重症度により異なりますが、一般的な新生児メレナであれば、数日程度ですぐに良くなると言われています。

ただ、出血が多く重症例となると、薬物療法や外科的な手術も行われるのでその入院期間も長くなることもあります。

 

予防方法は?

現在では、予防医療の発展から、新生児メレナが生じることはほとんどなくなっています。

実際には、退院までの間に新生児へビタミンKシロップも飲用し、ビタミンKを補充します。

また、ミルクを飲ませる母親の栄養バランスなども管理されます。具体的にはモロヘイヤや小松菜などのビタミンKが豊富な食品が良いとされています。

ただし、注意が必要なのは、ビタミンKの取りすぎは新生児黄疸のリスクも高まるそうなので、その摂取量には十分に注意が必要です。
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まとめ

そこで今回は、新生児メレナについて、その原因や症状、治療方法から予防法、気になる入院期間などについてまとめました。

昔は発症すると命のリスクのある恐い疾患でしたが、現在ではほとんど生じることはないようです。

このような症状に気がついても慌てずに対応することと、日頃からよく赤ちゃんの様子を観察することを心がけたいですね!

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