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ヒトメタニューモウイルスとは?症状は?出席停止になる?小児や高齢者は要注意!

      2016/02/19

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あまり聞きなれない感染症の一つである

「ヒトメタニューモウイルス」をご存知でしょうか!?

乳幼児や高齢者では重症化する可能性もあるので要注意です。

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「ヒトメタニューモウイルス」は、気管支炎や肺炎などの呼吸器を中心とする感染症です。

2001年に発見された比較的新しいウイルスです。

麻疹や流行性耳下腺炎(おたふく)、RSウイルスと同じ種類のウイルスだそうです。

ヒトメタニューモウイルスによる感染症は、1歳から2歳の小児に多く、小児高齢者は重症化する可能性もあるので要注意です。

実際に、小児の呼吸器感染症の5-10%、大人の呼吸器感染症の2-4%がヒトメタニューモウイルスが原因と言われています。

流行の時期は3月〜6月などの春に多い感染症です。
春に流行する病気|特に子供や乳幼児は注意

そこで今回は、流行に備えて、意外に知られていないヒトメタニューモウイルスについて、その症状などについて調べてみました。

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Contents

ヒトメタニューモウイルスとは

ヒトメタニューモウイルスとは、2001年に発見されたウイルスで、RNAという遺伝子を持ったウイルスです。

特にRSウイルスに非常に似ているウイルスだそうです。
秋から冬に流行する病気|感染症|子供や高齢者は注意

1歳から2歳の小児に感染しやすく、小児や高齢者は重症化する可能性もあるので要注意です。

実際に、小児の呼吸器感染症の5-10%、大人の呼吸器感染症の2-4%がヒトメタニューモウイルスが原因と言われています。

一度感染すれば、以後感染しにくいというわけではなく、十分な免疫を得ることができないために何度も感染するそうです。

感染経路は主に飛沫感染であり、咳などに含まれるツバなどから感染します。
基本的な感染対策はきちんと行う必要がありますね!
正しい「うがい」や「手洗い」の方法は?風邪や感染に注意!

 

ヒトメタニューモウイルスの症状は?

ヒトメタニューモウイルスの症状は一般的な風邪症状と類似しています。

・咳(1週間程度持続)
・発熱(4日-6日程度持続)
・鼻水

4日-6日程度の潜伏期間を経て発症します。
重症化した場合は、

・気管支炎
・肺炎

などを合併する場合もあるので、特に小児高齢者は要注意です!

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ヒトメタニューモウイルスの治療は?

病院などを受診した場合、特効薬があるわけではなく、基本的には対症療法が中心です。

安静にしていることで症状も警戒します。

しかしながら、気管支炎や肺炎、さらには中耳炎などを合併した場合には、抗菌薬による治療なども必要になります。

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感染すると出席・出勤停止になる?

ヒトメタニューモウイルスによる感染はインフルエンザなどのように
必ずしも出席停止になったりはしません。

ただし、感染力の強いウイルスと言われているため、他の人に移してしまう可能性は高いようです。

いずれにせよ、受診などでヒトメタニューモウイルスに感染したことが明らかな場合は、おとなしく自宅療養するのが良いでしょう!

 

まとめ

今回は、意外に知られていないヒトメタニューモウイルスについて、その症状などについて調べてみました。

ヒトメタニューモウイルスという感染症自体知らない人が多かったのではないでしょうか?

しかしながら、少なからず幼い頃にかかっていることが多いようですね!

冬から春にかけては空気も乾燥し、感染症が猛威を振るう季節となります。
体調管理、感染対策はきちんと行いたいものですね!

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